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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200904141045
2009/4/14 10:45 - スペースシャトルが2010年の飛行を最後に全機退役が予定されている問題に関連して、国際宇宙ステーションへの宇宙飛行士の往復手段として、ロシアのソユーズ宇宙船の他に中国の神舟有人宇宙船の利用も検討課題に挙がっていることが10日までに明らかとなった。
オバマ大統領の科学技術顧問となるジョン・ホールドレン(John Holdren)博士がアラバマ州の地元紙「ハンツビル・タイムズ(Huntsville Times)」紙のインタビューに応えて明らかにしたものでホールドレン博士は「(シャトル後継の有人宇宙船の開発に遅延が生じる恐れがあるとした上で)今のところは単なる思いつきでしかないが、中国は信頼制の面からも十分であると考えており、中国の宇宙船を利用することも可能性から排除することはできない」と述べた。
NASAではシャトルが退役する2010年からシャトル後継の有人宇宙船が完成する2015年までの5年間の空白期間に関しては1ミッションあたり1億ドル前後の費用でロシアのソユーズ宇宙船をレンタルすることを予定しているが、中国の神舟宇宙船の運用コストはソユーズ宇宙船を大きく下回るものとも見られており、仮に中国との提携関係が確立できた場合には運用コストを大幅に抑えることができることとなる見通しだ。
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