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(回答先: 一番肝心な事を忘れていました 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2009 年 3 月 02 日 00:34:50)
映畫「おくりびと」、見てきました。
此の映畫の感想は、色々な方々が色々書かれてゐるので、詳しくはそちらで確認して下さい。
私からは、此の映畫は迚も奇麗だつた、美しかつたとだけ言つておきます。未だ見てゐない人は
是非見ていただけたらと思ひ坐す。私は殆ど泣きつ放しでした。
個人的には、久石譲さんの音樂が非常に重要な要素を占めてゐると感じました。矢張り波動は
重要だと云ふ事です。其れと出羽の風景の美しさも。方言と云ふもの、訛りは迚も良いものです。
味が有ります。私は訛りが大好きです。
私の見た映畫館は客席が七・八十席程、お客さんの入りは、其の内の半分程、四・五十人程でしたでせうか。
團塊の世代の人達が多かつた感じがしました。此れは正直意外でした。
私は團塊の世代を中心とした其の邊りの世代が基本的に嫌いです。
然し、團塊の世代の人達が此の映畫をきつかけに、今迄の自分の人生觀を見直すきつかけと成り、
唯只管物質的豐かさのみを追ひ求める人生觀を眞劍に見詰め直すきつかけと成るならば、
私の此の邊りの世代に對する嫌惡感は消えるのかも知れません。
本能として此の邊りの世代の人達も、どこかに滿たされない、今迄の徒只管物質的豐かさを追ひ求めた、
唯物主義思想に對する違和感、心の飢餓感を感じてゐるのかも知れないのかな、等と思つたりしました。
細かい事ですが、先の投稿で、訂正が有ります。
富山を越前と書きましたが、越中の間違ひです。此處に訂正します。
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