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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200902102133
2009/2/10 21:33 - インド宇宙研究機構(Indian Space Research Organization)のG・マドハバン・ナイール(G. Madhavan Nair)局長は9日、記者会見を行い独自開発の有人宇宙船を用いて2015年をメドに有人宇宙飛行を実施する計画を明らかにした。
ナイール局長によると、有人宇宙船は帰還モジュールとサービスモジュールの2つのモジュールから構成された3人乗りのものとなる予定で、低軌道上で7日間に渡ってミッションを遂行することができるものとなるとしている。
打上げ用の有人ロケットには今年か来年中の初打上げで現在、開発が進められている大型ロケット「GSLV-III」を用いるとしている。
インドが現在開発中の「GSLV-III」は静止軌道上に4トンの物資を投入可能な、日本のH2A-202型ロケットとほぼ同じ能力をもつ大型ロケットとなるが、打上げコストは2000〜3000万ドルで日米欧のオペレーターが運用を行っている大型ロケットによる打上げコストの半分以下になる見通し。
インドは最近まで宇宙開発の分野では目立った動きはみせてこなかったが、2000年以降は独自開発の国産ロケット「PSLV」を使って国際商業打上げの分野に参入。
2008年10月には更に「PSLV」を使って同国としては初の月観測衛星「チャンドラヤーン1(Chandrayaan-1)」の打上げに成功するなど、近年、中国と並んでもっとも宇宙開発での進歩がめざましい国となる。
実際にインドによる有人宇宙飛行が実現するかどうかはまだ判らないが、仮に実現した場合には米露中に次いで世界で4番目に有人宇宙飛行を成し遂げた国となる見通しだ。
画像左は今回、ナイール局長は有人ロケットへの利用を示唆した現在開発中の「GSLV-III」ロケット。画像右はほぼ同等の能力を持つ日本の「H2A202」ロケット。
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