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【北京=佐伯聡士】中国が構築を進めている中国版GPS(全地球測位システム)「北斗」の地球規模の運用態勢が2020年までに整う見通しとなった。
中国紙「中国国防報」などが伝えた。すでに衛星5基を打ち上げて軍民両用で地域的な運用が始まっているが、最終的に30基余りを使用する予定で、今年は一気に3〜4基の衛星を打ち上げる。
米国のGPSに依存しない北斗の地球規模のカバーは、建造に向けて本格的な研究が始まった空母戦闘群と密接な関係を持つ。ミサイル駆逐艦、艦載機の精密誘導兵器などを駆使する空母戦闘群にとって、独自技術による測位システムは欠かせない。有事の際、米国がGPSをコントロールし、空母などが機能不全に陥る事態を避けるためだ。外交筋の間では「空母建造の時期は北斗の完成をにらんだもの」との見方が出ている。
03年5月から正式に運用を開始した北斗は、中国とその周辺地域を対象に、軍だけでなく、漁業、気象、交通などの分野で幅広く利用され、昨年5月の四川大地震の際には軍の救援活動で威力を発揮したという。精度などレベルを大幅に向上させた第2世代の整備も07年4月から始まっている。
衛星測位システムは、米国のGPSのほか、ロシアの「グローナス」が10年のシステム完成に向けて急ピッチで態勢を整えている。
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日本に米軍が常駐していなければ、中国は空母郡の建造なぞと考えなったかもしれません。まさか日本が第二次世界大戦突入前のように日本も建造に走ることも考えられなくも
ないですが、世界恐慌に突入して経済が立ち行かなくなれば政治・経済・防衛関係者から
どんな強硬な意見が出るかわからず、今以上防衛力偏重を止めるためには強硬な意見には今後注視しなけばならないでしょう。
逆に日米安保で米軍が常駐していなければ、日本は今以上防衛力偏重に陥る可能性があり
日米安保は慎重に取り扱わなければならないのは誰にでもすぐ分かる事でしょう。
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