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韓国総選挙で初の脱北者議員誕生へ 与党から出馬の趙氏
2012.04.11 CNN http://www.cnn.co.jp/world/30006206.html
11日投開票の韓国総選挙で、与党セヌリ党(旧ハンナラ党)から立候補した脱北者、趙明哲(チョ・ミョンチョル)氏が当選する見通しとなっている。脱北者が国会議員になるのは初めてだ。
趙氏は同党の比例代表候補46人のうち、名簿の4番目に掲載されている。
趙氏は北朝鮮で大学教授を務めるエリートだったが、CNNとのインタビューで「私が国会で議席を獲得したら、北朝鮮にいるかつての同僚や学友はどんなに驚くことだろう」と語った。
北朝鮮では自由な選挙など不可能に思われた。「小さな紙切れの横に鉛筆が置いてあり、候補者が気に入らない場合はその鉛筆で名前にバツを付けることができる。ただし、鉛筆を手にした者は死ぬことになる。外には常に監視の目があり、候補者はもちろん1人だけだ」と振り返る。
韓国の人々には北朝鮮住民の生活に関する具体的な知識がないと、同氏は指摘する。それが政界入りを決めた理由のひとつだという。議員として、より良い対北朝鮮政策の立案に貢献することが目標だ。
脱北後に韓国の生活に順応するのはとても大変だった。「何もかも最初から学び直さなければならなかった。南北に共通するのは言語だけで、それ以外は大きな溝がある」という。同氏によれば、韓国に約2万3000人いる脱北者は「南北統一の先駆者」だ。趙氏は「この小さな集団と結束できなければ、北朝鮮住民2300万人との統一は望めない」と強調した。
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