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平和ボケの産物の大友涼介です。
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11201149337.html
「北朝鮮、遠心分離機6700基所有?」2012/03/23(東京新聞)
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「ソウル=辻渕智之記者」韓国紙・東亜日報は二十二日、北朝鮮が持つウラン濃縮用の遠心分離機が六千七百基以上に達するとの元米政府当局者の分析を報じた。分析通りなら、二〇一〇年秋に米専門家に寧辺の核施設で公開、説明した二千基の三倍以上の相当する。
元当局者は、米国務省で核拡散防止などの科学顧問を務めた米プリンストン大学のスコット・ケンプ教授で遠心分離機の専門家。同教授は「北朝鮮が(分離機の素材として)注文した特殊鋼の量から推定した数値が六千七百基だ」と述べた。
同紙は、分離機の回転胴に使う強度の高いマレージング鋼を北朝鮮は海外から別の用途に偽装して輸入していると指摘した。
教授は「寧辺の分離機を二年間稼働しただけでも、核爆弾一発分相当の高濃縮ウランを得たはずだ」と述べ、「さらに重要なのは寧辺以外にもウラン濃縮施設があることだ」との断定的な見方も示した。国際原子力機関(IAEA)に基準によれば、核爆弾一発分に相当する高濃縮ウランは二十五キログラム。
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「北朝鮮の遠心分離機は6700台、米専門家が主張」2012/03/22(東亜日報)
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012032282878
<引用開始→
北朝鮮が寧辺(ニョンビョン)の核施設に保有している遠心分離機が、これまで知られていた数の3倍以上にも上るという主張が出た。また、北朝鮮はウラン濃縮で2年で1発ずつの核爆弾製造能力を持つようになったと、元米政府当局者が明らかにした。
スコット・ケンプ教授(米プリンストン大学)は20日、釜山(プサン)で開かれた「2012太平洋沿岸国原子力会議」で、「北朝鮮の遠心分離機は、ジークフリード・ヘッカー教授が10年に見た2000台より多い6700台以上に達する可能性がある」と話した。ケンプ教授は昨年末まで米国のロバート・アインホン対北朝鮮制裁調整官の技術補佐官として情報分析を担当していた。
ケンプ教授は、東亜(トンア)日報のインタビューに応じ、「情報事項なので正確に話すのは難しいが、北朝鮮が注文した特殊鋼板の量から推定した数値が6700台だ」と話した。1分当り2万回以上高速回転する遠心分離機は真空状態を維持し、耐久性を確保するために「マレージング鋼(maraging steel」で胴体を作る。北朝鮮はこの特殊鋼を海外から別の用途に隠ぺいして輸入する。
ケンプ教授は、「北朝鮮がここ2年間寧辺にある遠心分離機だけを稼動していても、1発分に相当する核爆弾製造用高濃縮ウラン(HEU)を手に入れたはずだ」とし、「さらに重要なのは、寧辺の他にもHEU施設があるということだ」と指摘した。また、北朝鮮が保有している「P2」型遠心分離機は、隠ぺい施設に隠された場合、発見するのが難しいため、「寧辺だけに集中してはならない」と強調した。
さらに、北朝鮮が10年に公開した遠心分離機は、正確には2064台(344台×6セット)であるとし、このうち1968台が作動中で、残りの96台は故障に備えた代替品と見られると説明した。氏は、「イランは既に遠心分離機の製作と稼動に関する完璧な知識を習得した状態だ」とし、「北朝鮮の核能力強化のため、イランの技術が輸出される可能性が高い」と話した。
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「打ち上げ後に核実験の可能性」 北朝鮮遠心分離機目撃の米専門家が予測」2012/03/22(東亜日報)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2012032283058
<引用開始→
「北朝鮮は長距離ロケットの打ち上げは正当な権利だと言うが、全世界でただ北朝鮮だけがそう考えている。北朝鮮にこれ以上のミサイル発射も、核実験も、遠心分離機の開発もさせてはならない」
米スタンフォード大学のジークフリード・ヘッカー教授は20日、釜山(プサン)で開かれた「2012太平洋沿岸国原子力会議」で記者団に対して、「北朝鮮の長距離ロケットの打ち上げは、2・29米朝合意を愚弄するものだ」としてこのように述べた。米ロスアラモス国立研究所長所長も務めた世界的な核物理学者であり、北朝鮮核の専門家だ。10年11月に北朝鮮のウラン濃縮用遠心分離機を直接目にし、世界に公開した初の西欧の専門家でもある。これまで計7回にわたって訪朝した。
――北朝鮮の李容浩外務次官は19日、中国・北京で「2・29合意と衛星打ち上げは別問題」であるとし、米朝合意違反ではないと主張した。この主張に同意するか。
「ロケットの打ち上げは、ミサイルと同じ技術を使用する。北朝鮮は、国連の対北朝鮮制裁でこの技術の使用を禁止されている。また北朝鮮は、2・29合意でミサイルを発射しないと約束した。とんでもないことであり、合意を愚弄している。北朝鮮が核兵器を作らなかったなら、ロケットを打ち上げる権利もあっただろう。しかし、核兵器を持った上でロケットを打ち上げることは国連制裁違反であり、つじつまが合わない話だ」
――北朝鮮がロケット打ち上げを事前に計画していたとすれば、なぜ2・29合意に同意したのだろうか。強硬派と穏健派の対立があるのか。
「それは政治的な質問なので回答できない」
――北朝鮮はロケット打ち上げ計画にもかかわらず、国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れると明らかにしたが。
「米国が発表した2・29合意には、『核施設のモニタリングとIAEA査察団による検証』まで言及されているが、北朝鮮の発表には『モニタリング』だけが言及されている。正確に何を意味するのかは不明だ。今回の2・29合意は重要ではあるものの充分ではない。なぜなら、北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)のほかに別の濃縮施設を持っているためだ。タイムテーブルを逆算すれば、北朝鮮が10年にウラン濃縮を成功したと発表した時、寧辺の濃縮施設はまだ稼動準備も終わっていない状態だった。別に施設があると見ざるを得ない理由だ。北朝鮮はIAEA査察団を招待し、『高濃縮ウラン(HEU)はなく、原子力発電に必要な低濃縮ウラン(LEU)だけがある』と言って(査察団を)証人にしようとするだろう。過去にイランもそうした」
――北朝鮮が遠心分離機の存在を公開して1年半が経った。この間、ウラン濃縮技術で核兵器をどのくらい増やしたのだろうか。
「北朝鮮がどれだけ遠心分離機を持っているのか分からないため、核兵器の数を言うことはできない。明らかなことは、北朝鮮が寧辺以外にも施設を持っており、そこでHEUを生産するということだ。北朝鮮はIAEA査察団を招待しても、このHEU施設を見せるはずがない。すでに北朝鮮は核兵器を持っているため、さらなるミサイル発射も、核実験も、遠心分離機の生産もできないようにしなければならない」
――北朝鮮が長距離ロケットを打ち上げる理由は何か。ミサイルに搭載する核弾頭の小型化作業が最終段階だという意味か。
「必ずしもそうではないが、その危険もある。北朝鮮が核弾頭を持つことになれば、全世界の誰に対しても威嚇することができる。そのため、北朝鮮が3回目の核実験をできないよう阻止しなければならない。09年の『光明星2号』打ち上げの時そうだったように、長距離ロケットを打ち上げた後、核実験をする可能性がある。ロケット打ち上げが憂慮されるというよりも、ロケット打ち上げに続く核実験によって、核弾頭の小型化が憂慮される。北朝鮮は10年、私を招待する1ヵ月前の10月に、(労働党創建65周年パレード)移動型ムスダンミサイル(SS−N−6)を公開した。旧ソ連の潜水艦搭載ミサイルを模倣したものだが、このミサイルに核弾頭が搭載されれば、非常に脅威的だ」
――訪朝の計画はあるのか。
「ない。北朝鮮から招待されていない」
――北朝鮮が核兵器を放棄すると考えるか。
「短期的には悲観的で、長期的には楽観的だ。最終的に北朝鮮が、核を維持して得る利益よりも放棄した方がより大きな利益を得られるということを知れば、放棄するだろう。しかし、短期的には悲観的だ。2・29合意で一歩前進し、北朝鮮が後ずさりをしたのを見よ。数年間、長距離ロケットの打ち上げ計画を進めてきた北朝鮮は、『宇宙の平和的利用』や『人工衛星打ち上げ』の権利を主張する。しかし、ただ北朝鮮がそう考えるだけで、世界のすべての国はそうは考えない」
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「北朝鮮、「北核で声明発表の際は宣戦布告と見なす」と核サミットをけん制」2012/03/22(東亜日報)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2012032283028
<引用開始→
北朝鮮は、26、27日にソウルで開かれる核安全保障サミットで北朝鮮核問題に関する声明が出された場合、これを北朝鮮に対する宣戦布告と見なすと21日、明らかにした。
朝鮮中央通信は21日、「ソウル会議で北朝鮮核問題に関する声明発表などの挑発があった場合、これは朝鮮半島の非核化を遺言に残した白頭山(ペクトゥサン)の偉人(金日成、金正日)の念願に対する極悪非道な冒涜だ」とし、「さらなる特大型犯罪として歴史に記録されるだろう」と主張した。また、「いかなる挑発も我々に対する宣戦布告と見なし、韓半島非核化議論に大きな障害になるだろう」と強調した。
朝鮮中央放送は同通信の報道内容を伝え、「誰であれ南朝鮮を庇護しようとすれば、我々の無差別な打撃圏に入ることになるだろう」と脅迫した。韓国だけでなく日本、米国など周辺国を含む国際社会に向かって警告メッセージを発したのだ。
北朝鮮メディアが最近、核安保サミットを非難する報道を続けているが、「宣戦布告」を主張したのは初めて。李明博(イ・ミョンバク)大統領が19日、ラジオ演説で、「(核安保サミットが)北朝鮮非核化に対する国際社会の支持基盤を広げることに大きな役割を果たすだろう」と述べたことに対する北朝鮮の反応だ。朝鮮中央通信はこの発言を「荒唐無稽な詭弁」と非難した。
さらに、韓国政府が北朝鮮の長距離ロケット打ち上げ計画に対して「重大な挑発」と規定し、核安保サミットで周辺諸国と協議する方針を明らかにしたことも、北朝鮮の過激な反応を引き出したとみえる。同通信は、核安保サミットを「北侵略核戦争挑発の前奏曲」とし、「光明星3号の打ち上げ発表があった後、(韓国が)騒ぎ立てている」と主張した。
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