http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/852.html
Tweet |
時論公論 「どう向き合う “ミャンマー民主化”」
http://dai.ly/zphGVQ
--------------------------------------
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/106330.html
時論公論 「どう向き合う"ミャンマー民主化"」(NHK解説員室)
2012年01月12日 (木)
道傳 愛子 解説委員
アメリカのクリントン国務長官のミャンマー電撃訪問以来、各国の閣僚が次々と訪問しています。テイン・セイン大統領とスー・チーさんとの政治対話や政治犯の一部釈放など最近の動きは民主化につながるのか見極め、変化を後押しするのが狙いですが、国際社会の対応にも変化の兆しが見られます。こうした中で、日本はじめ各国は今、ミャンマーにどう向き合うべきなのか、考えます。
<相次ぐミャンマー詣>
ヘイグ外相のミャンマー訪問を伝える先週6日付のイギリスのファイナンシャル・タイムズ紙は初めて「ミャンマー」という国名を使いました。イギリスやアメリカは軍事政権が1989年に国名を「ミャンマー」に変えたことを認めず、イギリス植民地時代から呼び習わしてきた「ビルマ」を使い続けてきました。今になって変える理由について、国際社会でも「ミャンマー」という呼称が市民権を得始めている中で「ビルマ」といい続ければ新聞として中立性を欠くからだと説明しています。
ミャンマーでは今も政治犯が拘束され、国会では4分の一の議席が軍人にあらかじめ振り分けられていて、民主化に向けた道のりはまだ長いと言えます。しかし強攻策を貫いてきたイギリスの新聞が呼び方を改めるほどの「変化」が見えていることは確かなようです。
去年12月のクリントン国務長官の訪問に続き、日本からは年末に玄葉外務大臣、ASEAN議長国インドネシアのマルティ外相、年が明けて今月はイギリスのヘイグ外相、アメリカのミッチェルミャンマー問題特別代表、枝野経済産業大臣、今後はフランスのジュペ外相、来月中旬にはASEANスリン事務局長もミャンマー入りし、政権側、スー・チーさん双方と会談する予定です。
ミャンマーはその豊富な天然資源から「東南アジア最後のフロンティア」と言われます。民主化運動を武力で弾圧してきたミャンマーが民主化に向けて変わるのならば、欧米各国が経済制裁を解除する可能性もあり、投資やビジネスを展開する方向へと大きく舵を切りたい狙いが見てとれます。
(以下略)
==============================================
【関連記事】
What’s in a name? Myanmar or Burma?(The Financial Times)
January 6, 2012 9:37 am by John Aglionby
http://blogs.ft.com/the-world/2012/01/whats-in-a-name-myanmar-or-burma/#axzz1jOM34fb0
【国際】ミャンマー 政治犯ら650人釈放(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012011402000048.html
ミャンマー:カレン族停戦合意 政権が対話で成果(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20120113k0000m030087000c.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。