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【永田町黒革の手帖】金総書記、もっと前に死んでいた!中国発“衝撃情報”の中身
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20111221/frn1112211142002-n1.htm
2011.12.21 夕刊フジ
北朝鮮の金正日総書記の死去で、野田佳彦政権が醜態をさらした今週、中国共産党の幹部数人がひそかに日本を訪れていた。外務省も正確な動向をつかんでいないという幹部に、旧知という政治ジャーナリストの宇田川敬介氏が接触した。幹部は金総書記死去の衝撃情報を明かしたうえで、野田佳彦政権について「ここまで、ひどいとは」「なぜ、日本国民は怒らないのか」と突き放したという。宇田川氏が緊急リポートする。
この幹部の名前を明かすことはできない。中国共産主義青年団(共青団)出身の大物に同行したA氏だ。まず、金総書記死去について聞いた。
「近く死亡発表があるのは分かっていた。北朝鮮筋の情報から24日以降だと思っていた。われわれは金総書記が17日に死んだと思っていない。(17日以前には死亡しており)19日に発表の準備ができたのだろう。まあ、そのおかげで野田政権の対応を間近で観察することができた」
今回の来日中、A氏は民主党関係者とも意見交換している。金総書記死去における野田政権の対応をどう見たのか。
「ここまでひどいとは思わなかった。金総書記の死期が近いことは分かっていたのに、情報収集はまともにしておらず、死亡発表前後の混乱もお粗末だ。野田首相や山岡賢次国家公安委員長はあんな対応でいいのか? 北朝鮮が混乱した場合に備えて、株価や為替、脱北者対策などをしているのか? 中国の指導者があれでは、中国は崩壊している。日本国民が怒らないのが不思議だ」
「中国共産党は現在、『日本の民主党政権とどのように付き合うか』を議論している。9月に就任した野田首相にも興味を持ってきた。米国と同盟関係を持ちながら、民主党幹部がわが国にも『戦略的互恵関係を』という真意も探ってきた。私は今回、『まともに相手をすれば中国が世界中から笑われる』『この政権と同盟を結んでいるオバマ米政権がかわいそうだ』と感じた。帰国後に党に報告する」
ところで、A氏らが来日した目的は何か。初めはA氏は「日本企業の中国への誘致」などと話していたが、最終的には「日韓首脳会談の情報収集」「日本の次期主力戦闘機F35に関する情報収集」「野田首相の訪中(25、26日)前の情報収集」と明かした。
金総書記の死去は、野田政権の外交力や情報収集力、分析力などを示す絶好のチャンスだったが、結果は散々なものだったようだ。
■宇田川敬介(うだがわ・けいすけ) 1969年生まれ。株式会社マイカル勤務を経て、現在、両院記者会所属。国会新聞社編集次長に就任。幅広い人脈を生かした取材力と独自の切り口での解説には定評がある。著書に「民主党の闇」(成甲書房)など。
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