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株式日記と経済展望
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日本での韓流、K-POPブームに乗って急成長した芸能企業。2010年の売上
高のうち海外比率は43%だが、そのうちの90%が日本での売上高だという。
2011年12月1日 木曜日
紅白初出場が決まった韓国の人気グループKARAと少女時代
◆韓国証券市場の「ビッグバン」 11月30日 玉置直司
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30847
日本での韓流ブームに乗って急成長した高収益企業
「ビッグバン」の大ヒットで事業は急拡大し、2008年に185億ウォンだった売上高が2010年には448億ウォンに急増した。2011年も上半期(1〜6月)だけで447億ウォンの売上高を上げている。2010年の営業利益も107億ウォンで超高収益企業だ。
YGエンターテインメントは、日本での韓流、K-POPブームに乗って急成長した企業でもある。2010年の売上高のうち海外比率は43%だが、そのうちの90%が日本での売上高だという。
投資家が期待するのも、今後の海外での「韓流ブーム」の一層の拡大だ。YGエンターテインメントももちろん、このことはよく承知している。
新規公開で400億ウォン以上の資金を確保したが、韓国メディアに対して「株式公開で調達した資金を中国市場の開拓など海外事業強化に使いたい」と説明している。つまり、第2、第3の日本市場を開拓するための準備をしようというのだ。
YGエンターテインメントの株式公開で、韓国のエンターテインメント関連企業の「ビッグ3」がそろって株式公開を果たしたことになる。
韓国市場の株安にもかかわらず急騰するエンターテインメント企業
最も早く証券市場に進出したのは、「BoA」「東方神起」「スーパージュニア」「少女時代」などビッグスターを数多く抱えるSMエンターテインメントで、2000年に株式公開を果たした。
SMエンターテインメントは、最近の時価総額が一時、1兆ウォンを突破した。コスダック企業でも20位以内に入る。2010年の売上高は864億ウォン、営業利益は255億ウォンという高収益で、3社の代表格でもある。
続いて2011年初めには「ワンダーガールズ」「2AM」「2PM」などのJYPエンターテインメントも証券市場に上場を果たした。
証券市場で注目を集めているのは、先に株式を公開しているこれら2社の株価だ。SMエンターテインメントもJYPエンターテインメントも、2011年初めから11月23日までの間に株価が3倍近く急騰しているのだ。
欧州財政危機に端を発した世界的な株安のあおりを受けて、韓国の総合株価指数(KOSPI)もコスダック指数も、年初比マイナスで推移している。
これに対して、エンターテインメント関連企業は、日本やアジア、さらに最近では欧米にまで広がる「韓流ブーム」に乗って事業をどんどん拡大しており、株価も急騰しているのだ。
業績好調という裏打ちはあるものの、両社の株価がこれほど高いのは、「韓流ブームで今後も海外事業が伸びる」「不況に強い事業基盤を持っている」「大規模設備投資が不要で製造業より安全だ」「ソフトの時代に合っている」――などの聞こえの良い分析に、世界経済の先行き不透明感が強まって銘柄選びに迷う投資家が飛びついたからだろう。
もちろん、業界独特の難しさもある。11月23日に株式公開したYGエンターテンメントの場合、ビッグバンのリーダー、Gドラゴンが日本で大麻を吸引したとして摘発され、起訴猶予処分を受けた。その後、日本では活動中止を決めた。「同社に占めるビッグバンの売り上げ比率は60%を超えており、特に日本の比重も高い」(韓国紙デスク)という。
タレントの事故や病気、さらにスタッフによる横領など、「ヒト」に絡むリスクは、エンターテインメントビジネスでは不可避だ。
YGエンターテインメントも、Gドラゴンの一件のあと、その処分や対応とともに、公募価格の設定に悩みに悩んだようだ。
徹底した外国語教育で海外展開を本格化
BoAや東方神起が、日本でデビューした時から流暢な日本語でファンを驚かせたように、韓国の若手歌手は、歌や踊りとともに外国語も徹底的に仕込まれる。
最近は、日本語以外に、英語や中国語を操る例も珍しくない。日本市場に続いて、中国、台湾、東南アジア市場への進出も本格化している。エンターテインメント3社の株価も、こうした「海外展開」への期待値が込められたものではある。
それにしても、YGエンターテンメントの2010年の売上高は448億ウォン。ライバルのSMエンターテンメントの半分ほどの水準だが、この企業の株式を購入するために3兆6000億ウォンも申込金があった。
バブルだ、カネ余りだ、いや、スマートフォン時代の本格ソフト株だ、「韓流ブームはこれから世界で本格的に花開く」と、さまざまな分析があるが、いやはや、すさまじい金額である。
(私のコメント)
昨日紅白歌合戦の出場者が発表されましたが、大きな変動もなく北島三郎(75)や細川たかし(61)、森進一(64)と小林幸子(57)らは順当に選ばれている。どう考えても北島三郎などは暴力団に歌を提供しているくらいだから、島田紳助引退のように、紅白の人選に大きな変動があると見ていましたが、全くと言っていいほど変動はなかった。
芸能界と暴力団は持ちつ持たれつの関係であり、芸能人の中には暴力団との仲を吹聴することでテレビ局や芸能事務所などに顔を効かす芸能人がいますが、島田紳助もその中の一人だった。NHK側としては自己申告で、歌手のほうからの申告が無かったという事で北島三郎も和田アキ子も選ばれたのだろう。
しかし歌手本人はともかく芸能プロダクションレベルでは、現役の暴力団員がマネージャーや運転手をしているような大手芸能プロダクションがありますが、NHKとしては我関せずの態度のようだ。この調子なら島田紳助もほとぼりが冷めれば復帰を狙ってくるだろう。そもそも暴力団と芸能界を完全に分離しようと思ったら紅白も成り立たなくなるから、たとえ過去に暴力団と関係があっても回避は出来なかったのだろう。
今年は、KARAや少女時代の初出場が決まりましたが、去年出られなかったのは暴力団と縁が深い大手芸能プロダクションがNHKに横槍を入れたためだ。NHKは少女時代の特番を組むなど出す予定であったことは明らかだ。紅白がいち歌番組と見れば誰を出そうが出すまいがどうでもいいことですが、ほとんど歌手活動をしていないような歌手が出るのはどういうことなのだろう?
韓国は文化産業を一つの柱としてきたから、日本のテレビ放送もBS放送では韓国ドラマで溢れていますが、公共電波を独占するテレビ放送がこれでいいのかということでデモが起きた。逆に韓国では日本のテレビドラマはほとんど放送されないし、日本の人気歌手も韓国の歌番組に出る事はほとんどない。韓国の国民感情が許さないと言うことですが、若い人たちはネットや海賊版などで日本のドラマや歌を聴いていた。
だからK-POPと言ってもジャニーズ系のダンスボーカルグループが中心で、歌の作りもアメリカのポップスに英語と自国の言葉をチャンポンにしたスタイルはJ-POPとほとんど同じだ。だからKARAや少女時代が日本語で歌っても違和感もなく聞けるからK-POPが一大ブームになって来ている。それ以前にもBoAや東方神紀などの韓国人歌手が活躍していた。
だからBoAや東方神紀や少女時代を抱えるSMエンターテイメントはコスダックでも上位に入る企業になっている。JYPエンターテイメントも人気グループを抱えて株価も3倍近くに上昇しているのは、日本におけるK-POPブームが支えている。それくらいKARAや少女時代や東方神紀が日本の歌番組にでても違和感を感じないのは、彼らが日本語で歌ってMCが出来るからだ。
今年だけでも、第二のKARAや少女時代を目指して29ものガールズグループがデビューしている。今年日本デビューしたグループも10グループ以上あり、日本のK-POPファンの応援も数が多くなって大変だろう。しかし誰もがKARAや少女時代のようになれる訳がなく、数年で多くが消え去るだろう。韓国の中小の芸能プロダクションでは売り込みのために必死だ。
その為にはKARAが何故これほど日本で成功したのか分析する必要がありますが、もともとKARAは音楽性からも日本のアイドルポップスに近くて日本でも成功するだろうと言われていた。少女時代も当初はアイドルポップス的な曲で大ヒットした。しかしすべてが成功しているわけではなく、曲が良くなかったり日本語のMCが出来ないグループは苦戦している。
KARAの日本での大成功は例外なのか、それとも第三、第四、第五のKARAが出て来るかもしれない。しかし音楽市場が大きな日本でもアイドルポップスの定員は限られている。日本からもAKB48以外にも多くのダンスボーカルグループがデビューしている。K-POPも最初は物珍しさでファンになっても、日本人は飽きやすいから数年後はどうなっているだろうか?
今年デビューしたRAINBOWやT-ARAなど二年目が勝負ですが、来年の紅白に出られるだろうか? 出るとすると紅白もK-POPが5,6組になってしまいますが、演歌と違って競争が激しい。ヒット曲も立て続けに出すことは至難の技であり、紅白に出続けることはKARAや少女時代でも難しいかもしれない。BoAもワンダーガールズはアメリカに進出していますが失敗している。やはり日本での勝負が韓国の芸能プロダクションの決戦場になるだろう。
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