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東日本大震災の津波被災を超越した福島第一原発、原子炉爆発。
東日本大地震津波による東北地域の皆さんの被災を超越して、何千倍の災害をもたらす結果となった福島第一原子力発電所の大事故は国内的にも国際的にも多大な被災を惹起している。
現時点での諸般の情報から放射物の水や作物への残存量は誠に深刻な事態であると云わざるを得ない。
そこでテレビ中継で視た、福島第一原子力発電所一号機の爆発映像を検証すると、爆発をした瓦礫が飛散するよりも先に原子炉上空に現れた衝撃波的な球状の一部である弓なりの不気味な光影は水素爆発ではなく核爆発の結果であることを示している。
東電と政府筋の発表は水素爆発となっているが、真の報告ではないと結論できる。
このような原発をインフラとして必要であることは理解できるが、電力会社に原発を造らせるための法整備をし、その危険性をわきまえず反対を叫ぶ市民の声は無視して周囲の地方自治体に何がしかの助成金を与えて全国的に原発を54基設置して来ている。
このようにして生まれた各地の原発について、今回の福島第一原発のように自分で火をつけた原子炉の火が、どんな自然災害が生じた時においても、自ら消すことが出来ないと云う事態は有ってはならない。誠に信頼性に乏しい日本の原子炉技術力が露呈してしまったことは、品質・信頼性等の計画設計上の幾多の努力をしてきた多くの日本の技術者の恥である。
そこで全国の原発において緊急時の炉の停止および炉の停止に必要な周辺施設・機器の再点検・施設の改良改善を実行する必要があります。その結果どんな緊急時でも原発を安全に停止できることを周辺の住民に十分説明し、地域住民の合意を得てから、継続して運転使用することが最低限必要と考えます。
わが日本は、現在の文明社会においては、旧来の行政体制から市民を主体とした新体制への転換期に至っているとも考えられます。
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