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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000007-xinhua-int
グローバル企業の部品調達に韓国シフトの動き、日本依存度低下へ
毎日中国経済 5月11日(水)14時7分配信
【新華社】 韓国最大の発行部数を誇る朝鮮日報は10日、
「東日本大震災を起因とする世界的な部品不足を受けて、グローバル企業が部品の調達先を韓国へ移しつつある」と報じた。
同紙の報道によると、韓国のフレキシブルプリント基板(FPC)メーカー、Interflexの裴哲漢社長は先月、米国やカナダのスマートフォンの主要 メーカーから
FPC供給を拡大してほしいとの打診を受けた。
フレキシブル基板はスマートフォンなどのモバイル機器に用いられる中核部品だ。
フレキシブル基板業界で
世界首位は日本メクトロンだが、
同社は東日本大震災で日本国内の4工場全てが被害を受け、現在も生産量を通常の80%以上までに回 復することが難しい。
裴哲漢社長は「震災後、グローバル企業はリスクを下げるため、
日本依存を弱め、韓国企業から製品を調達し始めている」と話した。
市場リサーチ会社のiSuppliによると、東日本大震災が世界IT産業に与える影響はかつてないほど深刻なものとなった。現在も携帯電話やPC産業に影 響が出ている。メーカー間では損失を最小限にとどめようとする動きが広がっており、アップルも日本製部品への依存を弱めたとされる。
こうした状況下で、充電池に用いる薄銅板を作る韓国企業がグローバル企業の間で人気だ。この変化は韓国の企業からも見てとれる。日本から部品を輸入してきた韓国企業は国内に目を向け始めた。
LGエレクトロニクスの家電担当、李栄夏氏は先月、米国メディアの取材に対し、
「これまでは家電用チップの70%から80%を日本から調達してきたが、
大 地震後は国内企業に発注し、供給ルートの多角化に努める」と述べた。韓国の全国経済人連合会(全経連)の関係者は
「日本の震災後、韓国の大手企業の部品調 達担当者の関心ごとは、危機対応に向け、日本依存を下げることにある」と指摘した。
世界の自動車産業において重要な存在である日本で起きた大震災は、国内に甚大な損失をもたらすと同時に、世界の自動車産業チェーンを寸断させた。
この分野では市場の穴を埋める国はまだない。
(翻訳 李継東/編集翻訳 松尾亜美)
転載終了。
投稿者コメント。
当然の処置です。
リスク回避政策は、大企業ほど、重要です。
しかし、今や、先端高度技術のリスク分散は、中小企業でも、
考慮せねば、緊急事態には、対処できない。
これは、経営者の資質による。
つまり、経営者、トップがアホじゃ、危機、災害が起きた時、
倒産する危険が、高いのです。
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