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聯合ニュース 2月4日(金)15時53分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110204-00000017-yonh-kr
【ソウル4日聯合ニュース】平壌駐在の英国大使を務めたジョン・エベラード氏が、北朝鮮の市場は「単に物を売買する場所ではなく、公開処刑、洪水などさまざまな地域で起きた事件の情報が飛び交う場所」だと指摘した。
米ワシントンで2日に開かれた韓米経済研究所(KEI)の討論会で述べたもの。米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が4日に伝えた。
エベラード氏は2006〜2008年に英国大使として平壌に駐在した。当時、平壌には公式市場のほか非公式市場もあり、こうした市場で中国と取引する商人を介して外部世界の情報がもたらされていたと説明した。
また、市場では「大韓民国」「国連世界食糧計画(WFP)」と書かれた袋に入ったコメが売られており、国際社会が支援した食糧は住民に渡っていないと指摘した。
一方、北朝鮮当局がデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を断行し市場を閉鎖したのは、市場が政権の脅威になることの裏づけだと述べた。そのうえで、その数か月後に再び市場を開放したのは、市場なくして住民の生活と食糧問題の解決は不可能だということを認めたものだと分析した。
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