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夕刊フジ 11月26日(金)16時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101126-00000001-ykf-soci
韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件の衝撃が冷めやらぬなか、米韓合同の軍事演習が28日から来月1日まで、厳戒態勢の黄海上で行われる。米原子力空母ジョージ・ワシントンやイージス巡洋艦など、北朝鮮が最も脅威とする強力な艦船が続々と参加。これに北が過剰反応するのは必至だ。専門家は「北は訓練と称してミサイル発射で威嚇してくる可能性が高い」と予想する。DMZ(非武装地帯)での照準射撃のほか、ソウルや日本国内での工作員の暗躍など、局地戦を仕掛けてくる可能性もある。
砲撃事件の直後、朝鮮人民軍最高司令部は「南朝鮮傀儡(韓国)が、わが祖国の領海を0・001ミリでも侵犯するなら、躊躇せず無慈悲な軍事的対応打撃を引き続き加えることになるであろう」と表明した。情報収集機関の関係者は「北は、1999年6月に黄海で発生した南北艦艇の交戦で『0・001メートル』と表現していた。それが最近は『0・001ミリ』になり、はみ出す範囲が極端に短くなっている」といい、緊張感の高まりを指摘する。
黄海での軍事演習にはにはジョージ・ワシントンのほか、トマホーク巡航ミサイルを装備するイージス巡洋艦「カウペンス」、海上配備型迎撃ミサイル「SM−3」を搭載した駆逐艦「ステザム」などが参加する。また、25日にはミサイル追跡艦「オブザべーション・アイランド」が佐世保港を出港。行き先は不明だが、周辺海域で万一の事態に備えるものとみられる。北の「ノドン」や「ムスダン」といった弾道ミサイルを封じる艦艇が大集結するわけだ。
元韓国海軍少佐で、拓殖大学国際開発研究所の高永●(=吉を2つヨコに並べる)客員研究員は「北朝鮮は延坪島への再砲撃や、『訓練』を口実に演習海域へのミサイル発射を行う可能性がある。周辺海域での演習には中国も反発しており、北朝鮮が中国の手先となって積極的に行動を起こすことはあり得る」と分析する。ただし、海軍力の差は歴然としており、北vs米韓の艦隊戦が行われる可能性は低い。
コリアレポート編集長の辺真一氏は「米空母には太刀打ちできない。68年のプエブロ号事件(米艦拿捕)や76年のポプラの木事件(板門店での米兵殺害)など、米空母が急派される事態になると、北は一気におとなしくなる。むしろDMZで衝突が起こる可能性が高い」と語る。
韓国軍は今年3月の哨戒艦沈没事件を受け、対北心理戦を展開。「少女時代」や「KARA」といった人気のK−POPを合間に入れ、韓国の軍事力を誇示する音楽番組を北に向けてFM波で流し、国境地帯の人民軍兵士に動揺を与えている。この番組をDMZで拡声器を使って流すことも考えており、これが衝突のきっかけとなる可能性もある。
事態が進めば、潜伏している北の工作員がうごめき出す恐れもある。前出の高氏は「すでに韓国内には少なくとも2000人、日本にも200人ほどの工作員が潜んでいる。戦争が始まるなど、決定的な場面になれば発電所破壊や化学兵器の散布、新幹線を止めるなどのテロ攻撃が始まる」と警鐘を鳴らしている。
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