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【韓国から見た日本】日韓併合100年(5)文化開放世代〔産経〕
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100828/kor1008281909005-n1.htm
2010.8.28 19:07
ソウル市内の弘益大学近くにある民間の日韓交流施設「トトロハウス」。
毎週土曜日夜に開かれる交流パーティーには、50〜80人ほどの日韓の若者が参加している。うち6、7割が20代を中心とした韓国人だ。
8年前に施設を創設した代表の小坂春奈さん(33)は、「韓国の若者はドラマなどの影響で日本への憧(あこが)れが強過ぎる。
現実を知り、幻滅するのではと心配するほど。年齢が下がるほど『日本が好き』という人が多くなる」と言う。
ネット通販のオーナー、羅ユミさん(27)は日本に5年在住し、日本のギャルのような化粧やファッションスタイルが、韓国の若者の間でも支持されている。
「日本のファッションが好き。日本人の合理的なところが好き。『日本が好き』と言うのは自由でしょう」と周囲の目をはばからない。
■■ ■■
「日本が好き」という韓国の女子大生たちに理由を聞いてみた。
子供のときは日本があまり好きでなかったという朴智恵さん(22)は、「高校時代に、修学旅行で韓国に来た日本の高校生と交流したのがきっかけで、『日本にはいい人がたくさんいるんだ』と考えが変わった。
歴史となると日韓関係は良くないが、人同士の付き合いが良ければいいのではないか」と言う。
中学時代に友人の影響で日本のビジュアル系バンドやアイドルに興味を持ったという李●霞さん(22)。
「高校2年のとき、1カ月ほど広島を旅行した。ホームステイをして文化の差を感じたし、日本人が優しいことを知った」
今年2月まで1年近く日本の大学に留学した金瑜真さん(22)は、高校2年のときに見た日本のドラマの衝撃を語る。
「日本に悪いイメージを持っていたのに、日本の文化って『本当におもしろい』とカルチャーショックを受けた」
留学して対日観はさらに変わった。「周りの日本人が娘のようにかわいがってくれた。
まさかここまで日本にはまるとは思っていなかった。『もっと住みたい』と思うほど魅力がある国でひかれる」
ワーキングホリデーで1年間、日本で働いた経験がある韓★栄さん(24)も、日本文化に接したのがきっかけだ。
「高校1年のときジャニーズ系のアイドルが好きになって、日本に関心を持つようになった。『モー娘。』などは韓国にはいないタイプ。新しい世界を見つけた感じだった」
■■ ■■
20代以下は、1998年に始まった日本文化開放の影響を受け、日本のことをよく知る世代だ。
韓国は96年に“先進国クラブ”とも呼ばれる経済協力開発機構(OECD)に加盟し豊かになった。この世代は日本に引け目を感じていない。
在韓日本大使館前で毎週水曜日に開かれている元慰安婦や支援者らによる抗議デモ。
デモに参加した若者たちが、元慰安婦らと記念撮影をしてはしゃいでいた。デモというよりイベントに参加しているような感覚なのだろう。
その姿に、かつての独立運動家や民主化運動の闘士らのような“決死”“激烈”といった印象はない。国家やイデオロギーより、自分たちの毎日の方が重要だ。
慰安婦問題や教科書問題に取り組み、日ごろは日本に対して厳しい視線を向ける鄭鎮星ソウル大教授(57)の言葉を思いだした。
「日本の大衆文化を何の抵抗もなく受け入れている韓国の若者たちの姿を肯定的にみている。彼らは被害者としての歴史を克服しているようだ」(ソウル 水沼啓子)=おわり
●=女へんに正
★=王へんに民
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