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米国は英語をインターネットを使って世界のデファクト・スタンダードにすることを狙っているという事を「IT革命のカラクリ」という本で読んだ事が有ります。
それに対して、我々が使用する漢字について思う事があります。
近世まで、漢字という表意文字で表す漢文は、多言語の漢族・朝鮮・ベトナム・日本など東アジア諸国の意志疎通のデファクト・スタンダードだったと思います。
現在、朝鮮半島はハングル・日本の漢字は新字体・中国本土の文字も新字体に移行している。
これにより、東アジア諸国間で漢字は、意志疎通のデファクト・スタンダード地位を失ったと思います。
今、東アジア諸国は、発展に合わせて東アジア共同体を目指そうとしています。
それに合わせて、漢字の新字体を東アジア諸国で統一出来ないかと思います。
それを直ぐ行うのは難しい事業だと思います。
そこで、パソコン・web上でだけでも漢字の表示を簡単に旧字体・日本の新字体・中国の新字体を相互に変換出来る様なシステムになれば便利でないかと思うのです。
今後、日本と中国との結びつきが強まる中、ネット上だけでも漢字だけでの意志疎通出来るシステムが有れば便利であると思います。
これで東アジア諸国の結びつきが増す。
これが、もし実現できれば次の段階が有ります。
日本の漢字仮名交じり文の文化を東アジア諸国に広められないかと言うことです。
漢字+表音文字文化です。
表音文字は、台湾・中国では独自の仮名文字を創って貰っても良いでしょう。
韓国は漢字+ハングルで良いと思います。
多言語の国・中国で漢字+表音文字文化が普及すれば便利になると思います。
表意文字の漢字では共通の意志疎通で便利な部分があり、表音文字は、話し言葉を自由に使え便利な所があります。
表音文字は、漢字を忘れた時に使える便利な所があります。
中国人も漢字ばかりの文書は、書くのも読むのも苦痛と思います。
そして、中国は各地で話し言葉は違います。
中国でも漢字+表音文字文化は、受け入れられる余地もあると思います。
また、中国の漢字だけの文をパソコン・web上で漢字+表音文字文に自由に変換出来れば中国の方は便利でないでしょうか。
これらの事を日本政府が音頭をとり、東アジア文化漢字IT革命と称して運動を広げていけないでしょうか。
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