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「韓国・インドが力を合わせれば世界の知識発電所に」カラム前大統領【中央日報】
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125520&servcode=A00§code=A00
李明博(イ・ミョンバク)大統領が24日、4日間の日程でインドを国賓訪問するためチェンナイへ向けて出発した。
李大統領は28−29日にはスイス・チューリヒで開かれる世界経済フォーラム(WEF)主催の「第40回ダボスフォーラム」に出席し、今年の主要20カ国・地域(G20)議長国として特別演説をする予定だ。
李大統領のインド訪問を控えた14日、デリー市内の元大統領官邸でカラム前インド大統領(78)に会った。
カラム氏はインドの科学者で、質素な生活とインドに対する熱情で国民的な尊敬を受けている指導者だ。
カラム氏は「李大統領がインドを近く訪問するという話を聞いてうれしく思う。
インドと韓国はそれぞれ特定分野で独創的かつ相互補完的な力を持っている。
韓・インド両国だけでなく、他の国にも利益をもたらす共同の任務を担っており、このために共同で努力していくものと確信している」と述べた。
カラム氏は「韓国はITの独歩的なハードウエアを、インドはソフトウエアの実力を持つ。
この2つを合わせれば、韓国とインドの両国は国際社会で知識システムの発電所に成長できるだろう」と述べた。
カラム氏は「韓国は少ない人口で非常に速いペースで成長し先進国になったが、人口12億人のインドはいま経済発展のために変化している」と述べた。
カラム氏は、2020年までに貧困層と非識字者人口を減らして青年の雇用を安定させる「ビジョン2020」について説明した後、韓・インドが共同で社会の不平等の解消し、世界平和のために協力することを強調した。
カラム氏は、李大統領との世界知識プラットホーム(GKP=Global Knowledge Platform)プロジェクトに基づきインド科学院内に設置された「韓・インド科学技術協力センター」が未来協力のモデルだと強調した。
技術協力センターは基礎技術研究会が主管、韓国科学技術研究院(KIST)が運営を担当し、昨年から共同研究に取り組んでいる。
最近、国家核融合研究所がプラズマを利用した石炭ガス化複合発展研究に成功し、インド側とエネルギー商用化研究に入った状態だ。
またインドIT会社のウィプロに韓国IT人材研修事業も進行して第1期生71人を輩出し、うち13人がインド企業に就職した。
カラム氏は、GKPプロジェクトはエネルギーや気候変化など地球村が直面している問題を解決しようというもので、韓・インド人の核心力量を合わせれば世界の平和繁栄に尽くせるはずだと強調した。