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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100103-OYT1T00015.htm
【バンコク=佐藤昌宏】ミャンマーの軍事政権は、今年、20年ぶりに実施される総選挙に向け、現職閣僚らを主体とした軍新党を結成、新議会の支配を図る方針を固めた。 軍政筋が明らかにした。4月にも内閣改造し、新党参加者は閣僚を辞任して選挙に専念する見通しで、国際社会が要求する選挙の公平性確保が、さらに危ぶまれる事態となりそうだ。 軍は、2008年5月に成立した新憲法により、下院440議席のうち既に110議席を軍人枠として確保している。選挙にも多数の軍人を立候補させるのは、議会で過半数を握り、軍政を実質的に維持する狙いだ。 新党の中核になると目される閣僚としては、ニャン・ウィン外相の名が挙がっている。軍政序列4位のテイン・セイン首相は、体調不良などを理由に出馬せず、総選挙後引退するとの観測がある。軍政筋は「新党結成から半年程度の運動期間が必要」と述べ、4月に新党を結成した場合、投票日は10月中になるとの見通しを示した。 総選挙には、親軍政の国民統一党などが参加の意向を示している。民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)は、態度を表明していない。 |