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アフガニスタンにおける最近の事態の進展を報告する、この11月13日付けの記事(元は英エコノミスト)は苦いと同時になかなか愉快である。アジア安全保障会議におけるアフガニスタンの件でどういうわけか中国の名前が出てくる。中国は何かやってたっけ?
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今年の初夏のある日、まだアフガニスタンでの戦争の進展を主張できた頃、 ロバート・ゲーツ米国防長官はアジア安全保障会議の席上、戦況の改善に貢献した国の名前を列挙していった。
そのリスト――カナダ、モンゴル、ポーランドなど――が延々と続くと、3列目に座っていた中国の将軍のわざとらしい咳払いがどんどん大きくなっていった。そして最後には、痺れを切らした。「なぜ中国がないのか?」。将軍はこう問い質した。「中国は一体リストのどこにあるんだ?」
そう、本当にどこにあるのだろうか。実際、この質問は奇妙に思えた。ゲーツ氏のリストに載っている国々とは異なり、中国はアフガニスタンに一切派兵していないからだ。中国は、ハイチやスーダンのようなはるか遠くの地まで平和維持部隊を送り込んでいるが、近隣諸国に派兵することにはアレルギーがある。
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「違う」と同氏は苛立ちながら答えた。「私が言っているのは鉱山だ。我々の銅山のことだ」と。
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アフガン情勢と中国:両天秤
http://jbpress.ismedia.jp/articles/print/2133
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そう、賄賂で契約を得たとの噂はあるものの、中国は銅山開発でアフガニスタンに貢献していたのだ。これはアフガニスタンの復興支援を唱える米国の意向にも沿っている。そう、中国は貢献しているのだ。こればかりではない。朝日の記事によれば、日本のカネで育成されたアフガン警察、そして米NATO軍に守られて鉄道建設も計画しているようだ。
中国マネー、輸送路着々 アフガニスタン 巨竜の影(1)
http://www.asahi.com/international/weekly-asia/TKY200910100208.html
イラクにしてもさんざん破壊して「自由」だとか「民主的な選挙」を唱え、未だに治安部隊の育成とかやっている米国、そんなことお構いなしに実利を求め、着々と地歩を固めている中国。どっちが賢いんだろうか?それに米軍というより、米国内部の協力なしに、中国はこんなことをやれるのだろうか?
湘南の片田舎から
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/