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連日の全国労働者大会(09.11.15)
ゼネストを準備 連日の全国労働者大会 韓労総15万
民労総5万
反MBの旗印鮮明に
政府と労働界が、複数労組の許容、労組専従者の賃金支給禁止などの懸案で対立するなか、全国民主労働組合総連盟(民主労総)は八日、「全泰壱烈士精神継承二〇〇九全国労働者大会」を開き、@複数労組の窓口一元化と専従者への賃金支給禁止など、労働組合抹殺政策の粉砕A非正規職法および最低賃金法改悪阻止B社会公共性の強化(民営化および公共性抹殺政策粉砕、四大河川・医療民営化・言論悪法阻止)などを三大核心議題として掲げ、政府に強力に立ち向かっていくと明らかにした。韓国労働組合総連盟(韓国労総)も前日の七日、「専従者賃金の労使自律争取、複数労組交渉窓口一元化阻止および労働運動抹殺陰謀粉砕のための全国労働者大会」を開き、街頭でデモ行進を行った。
民主労総は、組合員、市民社会団体のメンバーら五万人が参加するなかで決議文を発表し、「われわれは今日の全国労働者大会を始発点に、民主主義と民衆生存権をかち取るための総力闘争を宣布し、民衆、市民陣営など各界各層ととともに汎国民的な反李明博連帯闘争を、先頭に立って展開していくことを力強く決意する」と明らかにした。
この日の大会は、先月、民主労総と韓国進歩連帯などが「李明博政権退陣」を目標にして結成した、「李明博審判 民主主義・民衆生存権争取共同闘争本部」(反MB共同闘争本部)が共同主催した。
民主労総のイム・ソンギュ委員長は、「李明博政権は、民主労組運動を抹殺しようとしており、総体的な強圧統治の基盤をつくるための仕上げをおこなおうとしている。決定的な労組抹殺政策が、まさに複数労組の窓口一元化と専従者への賃金支給禁止だ」と批判した。またイム委員長は、複数労組、専従者賃金問題などを話し合う、労使政の「六者会議」を見守りながら、政府が複数労組窓口一元化と労組専従者賃金支給禁止を強行する場合、「十一月二十七日の単位事業場代表者修練会で、ストの日程を確定し、十二月に八十万ゼネスト闘争に突入する」と警告した。
反MB共同闘争本部は、この日の大会で「李明博政権審判、民主主義と民衆生存権争取民衆連帯闘争共同宣言文」を発表し、李明博政権に対して、@一%の金持ち優遇政策の中断A国家保安法による民主国家破壊策動の中止B南北対決とアフガニスタン派兵の中断などを要求した。
最後に、反MB共同闘争本部は、十一月十七日の農民大会と十二月十九日の全国民衆大会への参加を訴えた。
前日の七日には、韓国労総が十五万人の組合員が参加する中で全国労働者大会を開き、決議文で政府与党の労働政策を批判、「民主労総と連帯闘争を展開し、両大労総団結の巨大な闘争を先頭で引っ張っていく」と明らかにし、集会後、デモ行進した。韓国労総は、チャン・ソクチュン委員長をはじめとした指導部が九日から無期限のテント座り込み闘争に突入し、十六日からゼネストの賛否投票を実施する。
二大労総が開いた二十万人の大規模集会は、政府に大きな圧力を加え、今後開かれる労使政の「六者会議」の推移が注目される。
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