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(回答先: オバマ大統領アジア政策演説 「日本との関係」「拉致」「小浜市」に大拍手【Jcastニュース】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 11 月 14 日 14:12:57)
オバマ大統領:アジア政策演説の要旨【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091114k0000e010056000c.html
オバマ米大統領のアジア政策演説の要旨は次の通り。
今回の旅行を日本から始めた理由は簡単だ。
私たちのアジア太平洋地域での取り組みは、永続的で活性化された日米間の同盟に根差している。
就任当初から、日本との結束の強化に努めてきた。
この半世紀、同盟は安全保障と繁栄の基盤として持続し、日米が世界の2大経済大国となる一助となった。
日本がイラクの再建や、最近のアフガニスタンやパキスタンへの支援まで世界で重要な貢献を果たし、日米同盟も発展した。
私と鳩山由紀夫首相は同盟をさらに深化させることで合意した。
沖縄の米軍基地についてワーキンググループを通じ、できるだけ早く進むことに合意した。
平等と相互尊重のパートナーシップを求め続ける。
アジアと米国は、太平洋によって隔てられているのではなく太平洋によってつながっている。
私はすべての米国人に、この地域の未来が自分たちの利害に影響することを知ってもらいたい。
中国の台頭を、米国がどう見ているか心配する人がいる。
だが私たちは、一国の成長、利益が、他国の利益を脅かすという見方をしない。
中国が国際社会でより大きな役割を果たそうと努力することを歓迎する。
米国は中国を封じ込めたりしない。
強く豊かな中国の台頭は、地域の国々を強める源となる。
ただ、米国は(人権など)基本的価値を(中国に)求めることを決してやめない。
多国間の組織がこの地域の安全と繁栄を促進すると信じる。
米国は近年、この場から離れていたが、それは過去のものだ。
我々は経済回復を強化し、均衡ある持続的な成長を追求する。
我々は国際経済構造の変革への歴史的歩みを始め、G20(主要20カ国・地域)は今や国際経済協力の最優先の討論の場となった。
コペンハーゲンでの(気候変動枠組み条約第15回締約国会議の)成功へ努力する。
すべての国が責任を果たすべきだ。
米国を含む温室効果ガスの大量排出国は明確な削減目標を持つ必要がある。
核兵器による脅威に対応する努力を強化しなければならない。
日米ほど核兵器の威力を知っている国はなく、日米は核兵器なき世界を求めなければならない。
ただ、核兵器が存在する限り、米国は日韓を含む同盟国を守るため、強力な核抑止政策を取り続ける。
しかし、アジア地域での核兵器競争は数十年続く安定と成長の基盤をむしばむ。
数十年間、北朝鮮は対立と挑発を続けてきた。
われわれは脅しに屈しない。
北朝鮮が国際的な義務を果たさない場合、北朝鮮の安全保障は強まるのではなく、弱まる。
米国は北朝鮮に別の未来を提供する準備がある。
実現への道は明確だ。
6カ国協議に復帰し、核拡散防止条約(NPT)への復帰も含む約束を守り、朝鮮半島の非核化を実現することだ。
また周辺国との関係正常化は、日本人拉致について被害者の家族が完全な説明を受けない限り実現しない。
アジア太平洋地域では人権擁護が安定をもたらす。
これを日本の民主主義に見て取れる。
言論の自由などの原則はビルマ(ミャンマー)にも該当する。
我々は直接(軍政)指導層に民主改革を求め、アウンサンスーチーさんの解放を求める。
米国初の太平洋(出身)の大統領として、私はこの非常に重要な地域における我々の指導力を強化・維持すると約束する。
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毎日新聞 2009年11月14日 13時37分(最終更新 11月14日 13時56分)