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「6カ国」再開へ動き本格化=米代表訪朝で急展開も【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700261
【ワシントン時事】
米政府は、北朝鮮政策担当のボズワース米特別代表を年内にも平壌に派遣する見通しとなった。
直接協議を行うことで、北朝鮮を核問題の6カ国協議に復帰させられるとの判断を下したとみられ、一時は瓦解の危機にあった6カ国協議プロセスが1年ぶりに動き出す可能性が出てきた。
6カ国協議は昨年12月、核申告の検証枠組みに関する米朝合意を文書化するために開かれたが決裂。
北朝鮮は挑発的言動を強め、今年4月に弾道ミサイルを発射して6カ国協議を離脱、5月には核実験を強行した。
北朝鮮はこの後、水面下でボズワース特別代表の平壌訪問を招請したが、米国人記者の拘束問題なども抱え、米政府は回答を保留。
その上で、
(1)6カ国協議復帰の確約
(2)姜錫柱第1外務次官との会談
(3)2005年の6カ国協議共同声明の履行−を受け入れの条件に挙げていた。
米政府はボズワース特別代表の年内の訪朝を決め、週明けにも発表する見通しだが、10月24日にニューヨークで行われた米朝高官接触などを通じ、直接協議が6カ国協議再開に資するとの結論に至ったとみられる。
ただ、北朝鮮外務省報道官は2日、05年の共同声明は「無効となった」と宣言しており、北朝鮮が米国の条件をそのまま受け入れたのかどうか疑問は残る。
関係筋によると、米政府は北朝鮮が再び姿勢を硬化させ、対話の機運が失われることを懸念している。
このため、条件面で妥協した可能性も排除できず、米朝協議が行われても、直ちに6カ国協議が再開されるかどうかは不透明な情勢だ。
(2009/11/07-16:02)