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http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=693
ビルマの法廷はアウンサンスーチーに対し、本日8月11日に有罪判決を出した。アムネスティ・インターナショナルの事務総長アイリーン・カーンは、この有罪判決を「恥ずべきこと」と評し、「彼女の逮捕、裁判、そして今回の有罪判決に至るまでのすべてが、法と政治の茶番としかいいようがない」と非難した。 8月11日、ヤンゴンのインセイン刑務所内に設けられた特別法廷は、ビルマの民主化運動指導者アウンサンスーチーが今年5月初めに突然やってきた外国人が 2晩自宅に宿泊したことを、自宅軟禁の条件に違反したとして、有罪を宣告した。同国の1975年国家防御法22条に基づき、アウンサンスーチーは3年の刑を宣告されたが、18カ月の自宅軟禁に減刑された。 これは、法が認める最高5年の刑よりも軽い量刑である。 「ビルマ軍政は、最高刑よりも軽い刑にすることで国際社会に寛大さを見せたいようだが、そうはいかない。特にASEAN(東南アジア諸国連合)や国連にはそのように見られてはいない。アウンサンスーチーは過去20年間のうち13年間も囚われの身となっているのだが、そもそも逮捕されたこと自体が不当である。今なすべきことはただ一つ、彼女の即時無条件の釈放である」。カーン事務総長はこのように述べた。 アムネスティ・インターナショナルはアウンサンスーチーを「良心の囚人」とみなしている。彼女はビルマに2150人以上いる政治囚の中の一人である。 背景情報: アムネスティ発表国際ニュース |