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世界が国家競争力を高めるために公教育の革新に力を入れている。核心は教師改革だ。実力と情熱がある教師は優待し、無能力な教師は退出させるというものだ。英国政府が先日発表した「教師資格証明更新制」導入案もそうだ。5年ごとに教師の資格が適切かどうか検証した後、無能力教師は教壇から退出させるという内容だ。「世界的レベルの学校システムを維持するためには世界的レベルの教師が必要」という理由からだ。
米ワシントンDCのミッシェル・リー教育委員長が推進する教育改革の要諦も、競争システムの導入と無能力教師の退出だ。彼女は昨年、36人の校長と270人の無能力教師を教壇から追い出した。日本も2000年から人事・給与と関連した教員評価制を実施しているのに続き、今年からは10年周期の「教員免許更新制」を導入するなど教師の実力向上に没頭している。良い教師が良い学校を作るのだ。世界各国の教師改革努力は相当なものだ。
韓国の現実はどうか。教師の資格を取得すれば定年が保障されるという認識を持ち続けているのが韓国教職社会だ。うまく教える教師も、そうでない教師も、同じ待遇を受ける競争無風地帯にいるのだ。にもかかわらず、教師の専門性の向上と競争の誘導を図る教員評価制法案は、全教組の抵抗を受けて長いあいだ国会で眠っている。
これでは公教育の競争力は高まらない。教師はみんな同じで、教師の教育行為を評価してはいけない、という誤った禁忌から破っていく必要がある。専門性と使命感を持った優秀な教師がいるかと思えば、形だけの非適格教師もいるという厳然たる事実を認めるべきだ。教員評価制の立法化をこれ以上先送りすることはできない。これは政界の役割であり、急がなければならない。良い教師を優待し、非適格教師を退出させるシステムを作り、教壇に変化を起こすことを望む。それが公教育を立て直し、塾などにかかる費用を減らす方法だ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=117406&servcode=100§code=110
本当にレベルが高くてオモシロイ、中央日報のコラム。
本にしたら 売れるんじゃないか。多少は。