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(回答先: イラン:ムサビ氏「暴力行為停止を」…前大統領と共同書簡【毎日JP】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 6 月 18 日 12:19:47)
イラン改革派がデモ続行 首都から地方に拡大【CNN】
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906180001.html
(CNN) 大統領選の結果をめぐる混乱が続いているイランの首都テヘラン市内では17日夜、選挙で敗れたムサビ元首相を支持する改革派の大規模な抗議デモが引き続き行われた。政府は再選挙を求める連日のデモを受けて取り締まりを強化しているが、デモは首都から地方に飛び火している。
複数の目撃者によると、改革派の新たなデモは市内中心部のハフテティル広場で行われ、保守強硬派の現職アフマディネジャド大統領が大勝した選挙結果の取り消しを要求した。
参加者らが掲げているプラカードには「わたしの票はどこ?」「沈黙」「自由」などと書かれていた。従業員がデモに参加できるよう、通常より早く閉店した商店もあった。政府は外国メディアに抗議デモの報道を禁じているが、CNNに寄せられた視聴者の報告によると、集会は無事に終了したという。
政府系放送局プレスTVによると、抗議デモでは治安当局との衝突で、これまでに少なくとも8人が死亡。8人目の死者が出たことは、情報省がこの日国会に提出した報告書に盛り込まれた。国会の国家治安外国政策委員会は、議員らに「現在の国内情勢」について説明したとされるが、具体的な内容は不明。このほかイラン当局は、選挙後にテヘラン大学の学生寮で騒乱があったとの報告について調査を進めている。
ムサビ氏のウェブサイトによると、同氏はハタミ前大統領と合同で裁判所に書簡を送り、当局に拘束された抗議デモ参加者の釈放を要請するとともに、選挙後の暴力沙汰の沈静化に向けて対応策を取るよう求めた。
ムサビ氏はサイトで、デモの犠牲者の「追悼式」を18日午後に営むよう促し、自身も出席する意向を表明。死傷者が出たことは「違法かつ暴力的な衝突」の結果だと述べ、犠牲者の遺族への同情と支持を表すシンボルを付けてイスラム教聖地のモスクに集まるよう支持者らに呼び掛けた。
こうしたなか、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、抗議デモがテヘラン以外の国内各地に広がっていると指摘し、オロミヤとシラーズで数人の死者が出たとの報告を調べていることを明らかにした。アムネスティによると、デモが行われたのは北部タブリーズとボボル、東部マシャド、南東部ザヒダンで、警察は参加者を殴打し催涙ガスを発射したうえ、何百人もの参加者を拘束したという。
サッカーのイラン代表はこの日、来年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の予選で韓国と対戦。代表選手らがはめていたアームバンドとリストバンドが、ムサビ氏支持者らのシンボルカラーである緑色だったため、多くのイラン人は改革派への支持表明との見方を示している。
イランの最高指導者ハメネイ師は19日に説教を行う予定だが、事態収拾に向けた政府方針を示すか注目されている。