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ハンギョレ・サランバン:[単独] 米, 行政用インターネット電話 暗号技術 採択圧力 - livedoor Blog(ブログ)
原文入力:2009-04-15午前09:21:47
“WTO違反…世界標準に変えること” 要求
政府, 国内標準 ‘アリア’ 採択計画 再検討
キム・ジェソプ記者
行政用インターネット電話に我が国標準暗号技術を盛り込む計画が米国政府の圧力で失敗に終わる危機を迎えている。米国が「世界貿易機構(WTO)協定違反」として「世界標準に変えること」を要求してきたためだ。
14日業界関係者たちによれば、政府は行政用インターネット電話に我が国標準暗号技術である ‘アリア(ARIA)’ を盛り込む計画を再検討している。シスコ(Cisco)とアバヤ(Abaya)のような米国の通信装備企業等が行政用インターネット電話に国際標準暗号技術である‘AES’を盛り込むことを要求し米国貿易代表部(USTR)と駐韓米国大使館等も外交通商部などに圧力を加えている。シスコ・コリア関係者は「国際標準に従ってくれという意見を政府に出している」と話した。
行政機関電話をインターネット電話に変える事業を受け持ってきた韓国情報社会振興院は昨年12月盗聴を防ぐ方案としてアリア技術を採択することにして、事業説明会などを経てすでにインターネット電話装備企業等に知らせた。アリアは国家情報院に付属する国家保安技術研究所で開発した暗号技術だ。行政用インターネット電話の導入は行政安全部と地方自治体の電話90余万台をすべてインターネット電話に変える事業だ。装備導入費だけでも4千億ウォンを越えると予想される。インターネット電話装備企業等は他の政府機関や金融会社なども事務室電話をインターネット電話に変えると予想し、行政用インターネット電話事業権を得るためにありったけの力をふりしぼっている。ジョン チェンバース シスコ会長がこの日、チェ・シジュン放送通信委員長とイ・ミョンバク大統領に会い、韓国に対する投資を増やすと約束したのもこれと無関係ではないように見える。
米国政府およびインターネット装備企業等は「韓国が行政用インターネット電話にアリアを搭載することにしたことが ‘調達機関が定める技術規格は国際標準が存在する場合は国際標準に基づかなければならない’ という世界貿易機構(WTO)政府調達協定第6条第2項に違反している」と主張している。米国はこれをオバマ大統領就任後、初めて発表した国家別年次貿易障壁報告書にも加え、我が国政府を圧迫している。
反面、国内専門家たちは行政用インターネット電話にアリアを採択することが世界貿易機構協定に背くものではないと主張した。‘安保利益の保護のために必要な措置を取る場合’ は例外として認定されるということだ。米国もホワイトハウスや国防部のようなところでは別途の暗号技術を使っている。オ・ジンウク弁護士(法務法人 ハンソ)は「アリア採択は行政用電話の盗聴を防ぐためのものであり、国家安保という公益目的のための措置に該当する」として「特にアリア技術中、装備に搭載必要な部分がインターネットに公開されており、アリア搭載に必要なテストベッド(test bed・技術試験システム)も誰でも利用することができるように開放されているので米国業者を差別待遇すると見ることも難しい」と話した。
政府が米国の要求を受け入れ、暗号技術をAESに変えれば我が国とヨーロッパ側の装備企業等が不利益を受ける状況が起きる。これら業者はこの間、アリアを搭載した装備を開発した後に入札を待っている。情報社会振興院は早ければ今月末に行政用インターネット電話事業者を選定するための入札提案要請書を出す予定だ。
キム・ジェソプ記者jskim@hani.co.kr
原文: http://www.hani.co.kr/arti/science/communication/349855.html 訳J.S
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/581327.html
日本はどーなっとるんかなー?