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【取材日記】李明博−オバマの初会談が成功しただけに…【中央日報】
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=113575&servcode=100§code=120
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2日、李明博(イ・ミョンバク)大統領とオバマ米大統領の初めての会談が行われたロンドンのコンベンションセンター「エクセルロンドン」2階の会談所。
初めて会談だったが、2人は以前からの知り合いのように親近感と敬意を見せた。
2度の電話でお互いに対する研究と知識が蓄積された結果でもあり、前日の夕食会で近くに座って対話をした結果でもある。
厳しい青少年時代を経験して大統領になった2人の似た人生逆転ドラマが心理的な距離感を縮めた、という分析もある。
2人は最初の会談が与えるストレスよりも、新しいパートナーを迎えた期待感を楽しむような雰囲気だった、というのが会談出席者の話だ。
これまで韓米首脳会談には常に期待感と憂慮が同時に存在した。
保守性向の金泳三(キム・ヨンサム)大統領と民主党のクリントン大統領、逆に進歩性向の金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と共和党のブッシュ大統領のような組み合わせの場合は憂慮が期待感よりも大きい。
お互いを完全に信じることができないため、些細なことが大きくて見え、それだけ事故も頻繁に起こった。
01年3月に行われた「ブッシュ−金大中」のワシントン初会談では、会談の内容よりもブッシュ大統領が金大中を指す際の「this man(この方)」という言葉が関心を集めた。
2年後の03年5月、「盧武鉉−ブッシュ」の初会談の雰囲気は心配されたほど悪くはなかった。
過去に「反米ならどうなんだ」を叫んだ韓国大統領と保守党の米国大統領は「対話しやすく、人間的に非常に近づいた」とお互いを称えた。
「米国が韓国を助けてくれなかったとすれば、私は今ごろ政治犯収容所にいるかもしれない」と米国を称えた盧大統領の「変身」が首脳会談よりももっと話題になった。
しかし会談が終わった後、北朝鮮問題をめぐる両首脳の認識の違いは浮き彫りになり、双方はお互いを信じることができなくなった。
李大統領が2日、オバマ大統領と初めて会ったが、過去の首脳会談と比較してもまずは成功したといえそうだ。
両首脳は北朝鮮ミサイル問題について同じ声を出し、難しい韓米自由貿易協定(FTA)問題でも進展した立場を見せた。
「私が大統領である限り韓米同盟の関係はさらに強化されるだろう」「北朝鮮の侮辱的な表現にも落ち着いて対応する李大統領を高く評価する」というオバマ大統領の発言は、米新政権の出発を韓米亀裂の機会と考える北朝鮮に大きな失望感を抱かせたはずだ。
オバマ大統領が「私たちの友情はさらに強まっている」とあいさつしたように、両首脳は会談で何よりも相互信頼の可能性を見せた。
残された課題は、両首脳の今後4年の在任期間中に、こうした人間的な信頼を国家間の信頼と協調に発展させていくことだ。
中央日報 Joins.com
2009.04.03 15:30:32