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知り合いの町内会長さんが嘆いていた。近頃は、引っ越してきた若い人たちが「町内会には入りません」と堂々と“宣言”するのだそうだ。月100円の町内会費がムダというよりも、ご近所づきあいそのものがイヤなのだろう▼自然と町内会(自治会)役員は高齢化して、後継者不足が深刻だ。こんなことを思い出したのは、兵庫・京都民団が先頭を切って始めた直接選挙人制度の本紙記事を読んだからだ▼韓国民団の団費は規約で1世帯月1000円。それ以上払う団員も多いし、経済的理由から納入を免除されている方もおられるだろう。たとえば兵庫民団の場合、その団費納入世帯が約2500だそうだ▼この数字をみて、あらためて「民団離れ」を実感した。兵庫にかぎらず全国的な傾向だろう。在日1世たちが築いてきた韓国民団という組織が岐路に立たされている。町内会長さんの嘆きもわかる気がする。ことは財政だけの問題ではない▼兵庫県在住の在日韓国・朝鮮人は約5万6000人。90%以上が永住者だ。外国人登録上は半数が世帯主だが、2005年国勢調査の1万9612世帯(世帯主が韓国・朝鮮籍)という数字のほうが参考になる▼とすると、団費納入世帯率は約13%になる。ながらく民団役員を務めた方によると「朝鮮総連の勢力が民団より強かった時代より少ない数字」だそうである▼それでも兵庫民団は健闘しているほうだ。おそらく大阪、東京など最大手の民団組織の団費納入世帯率はもっと落ち込んでいるにちがいない。ちなみに京都民団の納入世帯数は約2750。国勢調査で世帯主が韓国・朝鮮籍は1万2072世帯である▼かえって在日韓国人の少ない地域ほど納入率は良いようだ。多住地域ほど落ち込む団費納入世帯率。町内会と同様こんな「都市化現象」は願い下げだ。(D)
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=48154&thread=04
※コメント:
民団の時代は20年近く前には終わっていたと言えよう。
労働組合と同じように参加比率が激減している。
一部ネトウヨには「民団=韓国=影響力を持ってる」といった先入観があるが
現実にはこの数字である。マスコミにも相手にされなくなった。
代わりに二世三世の「日本化」「保守化」がある。
日本リベラル派が見捨てた民団。最近は指導部が交代して保守系になったそうだが、
今後どうなっていくのだろうか・・・・・・・・・