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イスラエル発 反戦の声 エイミー・グッドマン 伝える
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2009/01/post-f978.html
antiwar-march-tel-aviv-2009-01-03
http://jp.youtube.com/watch?v=hT3AJ_n89no
Anti war demonstration in Tel Aviv
http://jp.youtube.com/watch?v=SC-nYroSgAc
Israeli intel targets Israeli protesters
http://jp.youtube.com/watch?v=xtYcKEbAgJQ
94%以上のユダヤ系住民がガザ攻撃を支持 (VIDEO 0:54)
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=090110035&n_url=126716
ガザ攻撃 無関心なイスラエル人
http://www.swissinfo.ch/jpn/front.html?siteSect=105&sid=10177572&cKey=1231508833000&ty=st
イスラエル/パレスチナ自治政府 : 双方の戦術が民間人を危険にさらしている
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=571
イスラエルとパレスチナの対立、、、
ユダヤ教とイスラム教の対立、、、
確かにそういうモメントもある。
しかし、そう現象せしめている背後にあるものこそを凝視しなければならない。
自国の戦争政策、占領性政策に反対する勢力もまた確かに実在している。
確かにその勢力は現状では微弱であることもまた、残念ながら、痛苦な客観的事実だ。
しかし、パレスチナのビリン村で、ニリン村で、
パレスチナ人と共に固くスクラムを組んで、
共にイスラエル軍の催涙弾やゴム弾を浴びながらも
反占領闘争を続けるユダヤ人もまた確かに実在している。
ここにこそ、未来を切り開く実在的な力を感じ取る。
民族、人種、宗教、宗派を超えて、
自国政府の戦争政策、占領政策に反対する。
この方向性こそが、未来を切り開く力だと思う。
現状では、微々たるものなのだが、、、
攻撃を浴びているのはパレスチナの人々だけではない。
イスラエルの非武装の一般市民数十万人も
攻撃を浴びていることもまた客観的事実だ。
その被害の規模は、余りにも『非対称』ではあるが、、、
しかし、非武装の一般市民を殺傷する行為こそ否定されねばならない。
イスラエル軍の蛮行はもちろんなのだが、
パレスチナ側の同様の行為もまた同時に非難され、否定されなければならない。
その<判断基準>は、<非武装の一般市民への殺傷行為を否定する>というものだ。
イスラエルには自衛権はある。
それはそうなのだが、自衛権の行使の名の下に何をやっても許される訳ではない。
正当防衛を超えた、『過剰防衛』ということもある。
現在のイスラエル軍の行為は、もはや『過剰防衛』をも明らかに過ぎて、
“ほぼ”一方的なジェノサイドだ。
自国民防衛の名の下に、二週間で数百人のパレスチナの非武装の一般市民を虐殺した。
また、パレスチナ側もまた反省せねばならないと思う。
占領に対する抵抗は正当か?
占領に対する抵抗は正当なのだとしても、
だからといって、何をやっても許される訳では決してない。
パレスチナの武装勢力は「報復」「報復」と頻繁に口にする。
しかし、その「報復」は、『正しい?』「報復」なのだろうか。
スデロットやアシュケロンの非武装の一般市民にロケット弾を発射し続けることが、
果たして「正当な報復」であり、「正当な反占領闘争」と言えるだろうか。
全く言えないと私は思う。
私は武装闘争全般を否定しているのではない。
外国軍の侵略に対して、武装抵抗することが間違っているとは思わない。
しかし、現実にやってきたことは、イスラエルの非武装の一般市民への殺傷行為が、
殆どと言っても言いすぎではないのではないか。
イスラエル国民の約二割はパレスチナ人だ。
いや、イスラエルのユダヤ人の中にも、
反戦、反占領の人も少数とはいえ、確かに実在しているではないか。
そういう人々をも、ロケット弾の標的にしているのだ。
それは否定すべきことだ。
イスラエルの多くの人々を、イスラエル政府のプロパガンダから解き放ち、
イスラエル政府の戦争政策、占領政策に、共に反対する側へと獲得せねばならない。
その為に、カッサム・ロケットなどの攻撃は、全く逆行するだけのものではないか。
イスラエルの多くの人々を、政府のプロパガンダの側に押しやるという意味では、
犯罪的な行為ではないか。
反占領闘争の武装闘争の中から、非武装の一般市民を殺傷する戦術を否定せねばならない。
私はハマスなど支持しない。
しかし、ハマスを否定しているのではない。
ハマスの武装闘争を否定しているのでもない。
ただ一点だけ、ハマスの武装闘争の中に、
イスラエルの非武装の一般市民への殺傷行為が内在している、
この一点だけを否定したいだけなのだ。
ハマスはテロ組織というのは、正しくない。
ハマスの武装闘争の中に、
一般市民への殺傷行為が内在していることが問題なのだ。
それは明らかに誤っており、否定すべきことなのだ。
それは、イスラエルの一般市民を恐怖に陥れているだけでなく、
イスラエルの一般市民を、反占領、反戦の側に獲得することを阻害し、
イスラエル政府のプロパガンダへと押しやるという犯罪的役割を果たしている。
言わば、『敵』の側に押しやっているのだ。
そうではなく、『敵』を味方に引き付けていかねばならないのだ。
私はハマス等のパレスチナの武装組織の武装解除など求めない。
イスラエルの軍事占領下にあり、軍事侵攻への抵抗は正当だからだ。
しかし、『パレスチナの大儀』なるものの美名の下に、
イスラエルの一般市民への殺傷行為を繰り返してきたこともまた客観的事実だ。
その武装闘争における誤りを否定せねばならない。
世界各地の反戦デモに、世界各地のユダヤ人も共にスクラムを組んでいる。
ユダヤ教とイスラム教の対立などではないのだ。
イスラエル国内のユダヤ人とパレスチナ人も共に反戦デモを行った。
イスラエル人全員が『悪』などではないのだ。
現イスラエル政府の戦争政策、占領政策にこそ反対せねばならないのだ。
その為に、イスラエルの多くの人々を
反戦、反占領の側に獲得せねばならないのだ。
国家、民族、人種、宗教、宗派の『壁』を超えて。