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〔NEWS〕 イスラエルのガザ侵攻作戦 半年前に計画 米大統領選当日に「停戦」違反の空爆でハマスを挑発 泥沼化でオバマ新政権の手足を縛る
2009-01-05
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2009/01/post-4f58.html
イスラエル軍がガザに地上侵攻した。作戦名、「キャスト・リード」。地中海に沿ったガザ地区に対する制圧作戦とはいえ、「釣り糸を投げる」とは、あまりにふざけた名前だ。
停戦違反のロケット攻撃をしたハマスに対する「報復」――そんな「国際世論」が形成されつつある中、カナダ・オタワ大学のミッチェル・チョスドフスキー教授(グローバル・リサーチ研究所を主宰)が異論を投げかけている。
チョスドクスキー教授によれば、イスラエルの「キャスト・リード」作戦は、突発的なものでもなんでもなく、時間をかけ、入念に計画されたものだそうだ。
チョスドフスキー教授が引用する、イスラエル紙、「ハーレツ」の軍事専門記者、バラク・ラヴィッド氏の報道によれば、イスラエルはなんと「6ヵ月前」の時点で、作戦の準備に取り掛かったていたという。
同教授はまた、昨年(2008年)11月4日、米大統領選当日のどさくさに紛れて、イスラエル軍がガザを空爆、ハマス側を挑発していたとの、「ワーカーズ・アクション」記者、シャムス・クック氏の指摘も紹介している。
これに対してハマスはイスラエルに対して手製のロケット弾で報復。
こうした既定事実をつくったあと、12月8日、テレアビブで、米国のジョン・ネグロポンテ国防次官がモサドを含むイスラエル当局者と最終協議し、クリスマスの2日後に「作戦」の前段、空爆が開始された――という経過を辿った。これが、ことの真相だそうだ。
この、「作戦」計画づくりが「半年前」に始まり、「侵攻」を地ならしする「空爆」が「米大統領選当日」に行われたと意味をどう解すべきか?
オバマ氏との関連でいえば、「半年前」はオバマが「イラク撤退」を掲げて大統領選を優位に戦い出した時期で、「大統領選当日」とはむろん、オバマが圧勝を果たした時である。
その点に着目すれば、今回のイスラエル軍の「ガザ侵攻」には、オバマ新政権の手足を縛り、身動きを取れなくする狙いが込められている、と見るのが自然だ。
イラクでは密かに米軍の増強が続いており、イスラエルと手を握る米国の軍事エスタブリッシュメントは、オバマに冷や水を浴びせかけようとしている。
アラブ世界が動くに動けない情勢を見越し、中東「泥沼化」戦略で「現状のティラニー」を維持しようと、「釣り糸」を投げた、米軍部&イスラエル。
20日に新大統領に就任するオバマの対応が注目される。
⇒ http://globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=11606
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=11573