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恐怖と寒さ、震える住民 イスラエル地上軍侵攻のパレスチナ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090105STXKB003505012009.html
【エルサレム=共同】冷たい缶詰が唯一の食料――。3日夜、イスラエル軍の地上侵攻が始まったパレスチナ自治区ガザ。AP通信は4日、イスラエル軍の完全封鎖でガザから外に逃れることもできず、恐怖と寒さの中、家の中で身を潜めている現地のパレスチナ住民の様子を伝えた。
「これは戦時食料よ」。ガザ市の女性ルブナ・カラムさん(28)は10人家族。4歳に満たない子供も3人いるが、最近、食べているのは冷たい豆の缶詰ばかり。1週間も電気がなく、料理用のプロパンガスも尽きたからだ。「ほかにどうすればいいの」とカラムさん。
3日夜、砲撃や空爆の被害を避けるため、一家は自宅の廊下で身を寄せ合って眠れぬ一夜を過ごした。これまでの空爆で居間の窓ガラスは割れ、寒風が吹き込む。「戦闘機の音がずっと聞こえている。明日生きていられるかも分からない」
エジプト境界に近いガザ南部ラファでは、検問所が開いてエジプトに逃げる時に備え、ロバの荷台にマットや毛布を積む住民の姿も見られた。(15:03)