★阿修羅♪ > 戦争a5 > 560.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ガザ 2009.1.1-2 投稿者 妹之山商店街 日時 2009 年 1 月 05 日 00:50:54)
ガザ住民「死を待っている」 空爆8日目 食料、電力不足深刻に
2009年1月4日 朝刊
【エルサレム=内田康】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ空爆は3日も続き、戦闘は8日目に入った。ガザでは食料や燃料が不足。電力供給施設も破壊され、長時間の停電が続く。空爆はガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事施設だけでなく、人々の暮らしも破壊した。
ガザ住民の証言によると、小麦や米の価格は空爆前の1・5−2倍に上がった。
イスラエルによる経済封鎖は以前から続いていたが、空爆後に食料搬入はさらに減少。食料や医療品の密輸にも使われたエジプト境界のトンネルを、イスラエル軍がハマスへの武器密輸を防ぐとして、空爆した影響もある。
多くのパン屋は品不足で休業。野菜や果物も不足し、1日1食だけの住民も少なくない。「パンとタマネギだけ食べ、水を飲んで飢えをしのぐ家庭もある」と地元ジャーナリストのガドさん(38)は語る。
イスラエルからのガス供給も減った。雨が時々降り、気温は10度以下に下がることもあるが、暖をとれない家庭も多い。一日の半分以上は停電している。この3日間、まったく電気が供給されていない地域もある。
ガザの死者は400人以上、負傷者は約2000人に上るが、病院幹部のナセルさん(43)は「包帯も不足し、シーツを破って代用している」と語った。
2人の息子とその妻、9人の孫と暮らす主婦サミラさん(53)は、「おなかがすいたら寝ることにしている。空爆の爆音が聞こえるたび、子どもたちは泣くわ。私たちは家の中でじっと死を待っているのよ」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2009010402000036.html