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12月22日10時0分配信 琉球新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000000-ryu-oki
【金武】金武町伊芸被弾事件で21日午前、同区の住民約230人が周辺を一斉に捜索し、同区東の住宅と畑を隔てる道路で新たに銃弾と思われる金属片が発見された。金属片は長さ4・7センチ、直径1センチで、14日に民家に駐車していた乗用車に突き刺さっていた銃弾とほぼ同一寸法。
今回の金属片の発見場所は銃弾発見の駐車場から約100メートルの場所で、道路の前は畑と沖縄自動車道を挟んでキャンプ・ハンセンに面している。発見を受けて金武町議会(仲里全孝議長)は22日、米軍基地問題対策調査特別委員会(仲間昌信委員長)を開き、対応を協議する。
発見場所は幅4・2メートルの道路の住宅塀から約1メートルの地点。金属片はほぼ原型を保ち、現場付近の塀や住宅の壁には衝突した痕跡は見当たらなかった。
池原政文区長は「最初の事件で指摘したM2重機関銃の銃弾のようだ。1発目と同じ時期に恩納村の米軍キャンプ・ハンセンレンジ7から飛んできたのではないか」と推測した。
連絡を受けた石川署は午前11時11分から約1時間、現場検証を行い、銃弾は署に持ち帰った。現在、持ち帰った金属片を詳しく調べている。夕方には、沖縄防衛局職員5人が現場を訪れ、同局は米海兵隊側に金属片発見を電話で伝えた。
乗用車に刺さっていた金属片は県警が鑑定中。米海兵隊は「重機関銃の銃弾のようにみえる」としているが、演習場で行われている訓練との関連については、断定を避けている。
県警は14日に民家で銃弾が発見された際、現場一帯を捜索したが、今回見つかった銃弾らしきものは発見されなかった。一方、米軍はその後もキャンプ・ハンセン内で訓練を続けている。