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金融による9・11:インドの「テロ」攻撃の重要なメッセージ(IAR-Noticias:部分和訳)
http://www.asyura2.com/08/wara5/msg/173.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2008 年 12 月 02 日 06:47:50: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: 誰がムンバイ襲撃の背後にいるのか?(M.チョスドフスキー:Global Research:英文) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2008 年 12 月 02 日 04:51:24)

金融による9・11:インドの「テロ」攻撃の重要なメッセージ(IAR-Noticias:部分和訳)


アルゼンチンのスペイン語情報誌IAR-Noticiasはムンバイ「テロ」攻撃について次のような記事を載せています。

http://www.iarnoticias.com/2008/secciones/asia/0036_india_11s_financiero_27nov08.html
La hora del 11-S financiero: El mensaje en clave del ataque "terrorista" en la India
金融による9・11:インドの「テロ」攻撃の重要なメッセージ

全文は長いので、その最後の章だけを和訳してお伝えします。IAR-NoticiasはCIAなどの欧米諜報機関によって作り上げられた「国際的な企業と資本が標的にされているという論調によって、世界的な経済危機から注意をそらし危機の本質を覆い隠すための『テロ』」という見方です。

ただこういった大規模な作戦が金融危機が始まって以来の2ヶ月やそこらで計画・準備されるとは思えません。新たな「対テロ戦争」の展開として少なくとも1年以上をかけて計画されたものだと考えます。もちろん「経済危機」も含めて計画・演出されたものだ、という見方に立てばそれまでですが、私はそこまでは厳密には考えていません。米国の「金融破たん」は元来から「来るべくして来たもの」で、いつ起こっても不思議ではなかったはずです。政治日程をにらみながら誰かが「引き金を引いた」ものかもしれませんが。

しかし、いわゆる「対テロ戦争」が世界的な社会システムと同時に世界的な経済システムをも再編成させるために発動されているのではないのかという疑いは持っています。「作りなおす」ためにはいったん「壊す」ことが必要です。ネオコンの言った「創造的破壊」という論理は特に右派シオニストに限ったことではありません。それは資本主義自体が持つ根本的な「毒素」でしょう。日本も「他人事」ではないと思いますが。

以下にそのIAR-Noticias記事の最後の章を和訳して載せます。

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「テロ−経済のカオス」という論理

金融・株式市場と共に、「社会体制」への信頼は打ち壊された。主要な国々は経済への「統率力」を失っており、そのプロセスは社会的・政治的危機を全面的な高まりへと導く。

金融の危機によって経済的カオスが作られており、それは発展途上の小国だけでなく主要な国々でも不況が進行する危機へと拡大している。

世界的な規模で資本主義の収益性を脅かす世界不況の危機に対する注意をそらすために、体制は何を必要とするか?

中心的な経済分野でのあらゆる「公的資金注入」と「救済措置」計画がシステム的に失敗しつつある米国や欧州、およびその中央銀行は何を必要とするのか?

経済危機が大統領就任をぶち壊しにするかもしれない自体を避け、ブッシュとシオニスト保守派が失敗した「大規模救済措置」計画を繰り返さないために、バラック・オバマと彼を操るシオニスト・チームは何を必要とするのか?

答を言おう。彼らは別の「危機」が膨らむことを必要としている。それは彼らにそそのかされコントロールされるものであり、統制の効かない経済危機への注意を覆い隠しそらさせるはずのものである。

このシナリオの中で、水曜日にインドで再登場した「テロ」という道具は本質的に何を目指すものであるのか?

第一に、制御不能な資本主義の世界的な危機に対する注意をそらすための経験的な法則として、(メディアによる「テロへの恐怖」を通して)真の危機への注意を覆い隠し表に出さないように紛争を作り上げコントロールすることである。

米国の9・11事件は、「社会的テロリズム」への恐怖、それに引き続く新たな軍事侵略を正当化させる「対テロ戦争」の論理、そして世界中で資本主義の市場とビジネスを勝ち取るための新たな計画を合法化するのに役立てられた新たな「世界の敵」の論理を爆発的に拡大させた。

「社会的テロリズム」から「経済的テロリズム」へなのか?

この流れ(そして徴候)は、攻撃の「標的」が国際的な資本の力とその従業員に対して向けられたと国際的な報道機関によって指定されたインドの「テロリスト」作戦をはっきりと特徴付けている。

その「詳細」に目を釘付けにさせるように、国際的な報道機関は将来に続くテロ攻撃とアルカイダなどのイスラム過激派組織の「テロの脅威」というシナリオを積極的に強調している。

これは金融による9・11なのか? 「イスラム・テロ」を使う欧米諜報機関とCIAのパトロンおよびその論理は「そうだ」と言っている。

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