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(回答先: Re:パキスタンで１年訓練 『容疑者供述』 インド紙報道(東京新聞） 投稿者 近藤勇 日時 2008 年 12 月 01 日 16:57:47)
周到に計画、特殊部隊を攪乱 インド同時テロ集団
http://www.asahi.com/international/update/1129/TKY200811290275.html
【ムンバイ＝小暮哲夫】インド最大の都会、ムンバイに突如現れたテロ集団は、制圧されるまで、インドの精鋭特殊部隊を６０時間も苦しめた。逮捕された容疑者の供述などから、犯行の様子が明らかになり始めた。パキスタンを拠点にするイスラム過激派「ラシュカレトイバ」が、実行犯グループを訓練し、周到に準備を進めていた疑いが強まっている。
「テロリストは、非常に高度に訓練されていた。館内を素早く移動して我々を混乱させた」。タージマハルホテルでの掃討作戦を実行した国家治安警備隊のダット隊長は２９日朝、ホテル前で報道陣にこう語った。
治安当局の捜査情報や逮捕されたラシュカレトイバのメンバーとみられる男（２１）の供述などをもとに地元メディアが報じたところによると、犯行グループのうち２人は、襲撃の４日前にタージマハルホテル６階の１室にチェックインして武器や爆発物を事前に運び込んだという。この部屋を「司令室」にして、襲撃開始後もパキスタン側と連絡をとっていた模様だ。
また、犯行グループの数人がホテル本館と高層の新館の間を行き来して特殊部隊を攪乱（かくらん）。電灯を壊し、手投げ弾を爆発させたり火災を起こしたりして、特殊部隊の動きを制限した。テロリストは客室、諸施設の配置をよく把握していた。
逮捕された男は「事前にパキスタン国内の２カ所で、武器や爆発物の扱い方や、船からの上陸方法などの訓練を受けた」と供述。訓練キャンプでは、襲撃対象の建物を含むムンバイの映像を見せられ、手当たり次第に発砲するよう指示されたという。
テロリストらは犯行開始の数日前に船でパキスタン南部のカラチを出発し、ムンバイの近くでゴムボートに乗り換えて上陸、５グループほどに分かれて襲撃を始めたという。テロ計画は６カ月前から練られていた、との報道もある。「犯行グループの関係者２人がホテルのレストランの調理室スタッフとして採用されていた」との未確認情報もある。
マハラシュトラ州のパティル内務相は「これだけのテロを地元の人間の助けなしで実行するのは不可能だ」と述べた。また、軍事情報筋はＡＦＰ通信に対し、テロリストの一部は１カ月ほど前にムンバイに潜入し、マレーシアの学生を装って下見を繰り返していたと語った。
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