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米欧がイランを激しく非難 核開発問題で
2008.11.28 20:10
【ベルリン=黒沢潤】国際原子力機関(IAEA)は27日の定例理事会で、イランの核問題を協議し、米欧などは、国連安全保障理事会の決議を無視してウラン濃縮活動を続けるイランを激しく非難した。
ロイター通信によれば、イランのアガザデ原子力庁長官は26日、ウラン濃縮のために稼働させている国内の遠心分離機の数が5000基に達したと言明した。IAEAは正式に確認していないものの、事実とすれば、これまでに確認されている3820基を上回る規模となる。
イランは過去2カ月間、これまでに浮上している核兵器開発疑惑に対するIAEAの調査にも十分協力しておらず、英、仏、独の欧州連合(EU)3カ国は理事会での声明で、「イランはIAEAを甚だしく軽視している。地域の安定化にとっても脅威だ」と批判した。イランのソルタニエIAEA大使はこれに対し、イランが6月に200ページもの関連書類をIAEAに提出しており、説明責任を果たしていると強調した。
エルバラダイ事務局長は一方、理事会で、北朝鮮の協力によって原子炉が建設されたと指摘されるシリアの核開発疑惑に言及。今後、イスラエルが空爆した直後に撮影した疑惑施設の新たな衛星写真をシリア側に突き付け、言い分を聴く意向という。理事会は北朝鮮核問題についても協議し、12月上旬に予定される6カ国協議首席代表会合の開催を歓迎した。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081128/erp0811282012003-n1.htm