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(回答先: 2002年3月4日記事:アメリカで秘密裏に稼動する「影の政府」(田中宇の国際情勢ニュース分析) 投稿者 スットン教 日時 2008 年 11 月 15 日 14:08:40)
フランクリン・ルーズベルトの大統領任期初期に、彼のニューディール政策の成功を恐れたウォールストリートの大物たちが黒幕になって計画されたクーデターが、勧誘を受けたスメドレー・バトラーという英雄的な軍人によって1934年に暴露された。この一件が小説「7 Days in May」の元になっているようですね。
NYTの映画記事から
http://movies.nytimes.com/movie/43837/Seven-Days-in-May/rnr
"Seven Days in May" Based on a Real Plot
Absolutely fantastic movie from John Frankenheimer that stands the test of time along with his "The Manchurian Candidate." What's even more remarkable is that aspects of "Seven Days in May" are based on an actual rightwing plot to stage a coup against FDR in the early days of his Presidency. The instigators were the Titans of Wall Street: executives from General Foods, Standard Oil, General Motors, HJ Heinz, General Electric, etc. working in concert with members of Congress and the US military who feared a dilution of their power and influence if Roosevelt succeeded in implementing the policies of the New Deal. A retired and highly-revered Marine Corps general by the name of Smedley Butler was approached to participate since the coup's plotters felt he had the gravitas to mobilize 500,000 disgruntled veterans to take up arms against the US Government. Butler demurred and instead exposed the plot. Fletcher Knebel and Charles W. Bailey II, the authors of "Seven Days in May," were aware of the plot and used aspects of it in their novel. The BBC broadcast a fascinating radio program about it in 2007 based on research done in the National Archives:
http://www.bbc.co.uk/radio4/history/document/document_20070723.shtml
スメドレー・バトラーの術懐
「私は、33年と4ヶ月間、わが国のもっとも敏捷な軍事力―海兵隊の一員として現役任務を経験した。私は少尉から少将まですべての任官の階級を勤めた。そしてこの期間、私はその日々のほとんどを、大企業(ビッグ・ビジネス)とウォール街と銀行家のための高級雇われ暴力団員として過ごした。
端的に言えば、私は資本主義のためのゆすり屋であった。
当時から自分がゆすり屋のまさに一翼ではないかと疑ったが、いまではそれを確信するに至った。職業軍人のだれでもがそうであるように、軍務を離れるまでは私も決して独自の考え方は持っていなかった。私が上官の命令に従っているあいだは、私の知的能力はずっと一時停止状態にあった。これは、軍務に服しているすべてのものに典型的である。
そういうわけで、私は1914年にはアメリカの石油権益のために、メキシコ、とくにタンピコを安全にするお手伝いをした。私はハイチやキューバを、ナショナル・シティ銀行の連中が税金を徴収するのにふさわしい場所にするのを助けた。私はウォール街のために、十あまりの中央アメリカの半分の国々を略奪するのを助けた。ゆすりの経歴は長い。私は、1909年〜12年にはブラウン・ブラザーズ国際金融会社のためにニカラグアの浄化を助けた。私は1916年、アメリカの砂糖の利権のためにドミニカ共和国に火をつけた、私は、1903年には、アメリカの果物会社のためにホンジュラスを“申し分のない”ものにした。
中国では1927年に、スタンダード石油が妨げられずにやれるようにするのを助けた。
これらの年月のあいだ私は、舞台裏の連中がよく言うように、粋な悪事にありついた。私は、叙勲と勲章と昇給で酬いられた。ふりかえって見るとき、私だってアル・カポネ〔アメリカの禁酒法時代、酒の密売で巨額の利益を手にしたギャング〕に一つや二つくらいのヒントなら与えられたのではないかという気がする。アル・カポネにせいぜいできたことは、せいぜい市内の三つの区域でゆすりを働くことだった。われわれ海兵隊は三つの大陸で働いたのだ」(米『コモン・センス』誌1935年11月号から)
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/sumedore-.html