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2008.11.16 Web posted at: 14:47 JST Updated - AP
USA
オバマ次期大統領に対する脅迫が全米で急増、過去最悪に
ワシントン(AP) 米大統領選挙でバラク・オバマ氏が次期大統領に選ばれた直後から、同氏に対する脅迫が激増している。大統領の警護に当たるシークレットサービスは件数を公表していないが、捜査当局者によれば、11月4日の投票日以降、脅迫文やインターネットの投稿でオバマ氏が標的とされたケースは、過去に大統領に選出されたどの人物よりも多いという。
最近ではアイダホ州で、オバマ氏の名と「公開絞首刑」の文字が書かれた看板が木につるされているのが見つかり、シークレットサービスが捜査している。ノースカロライナ州では大学のキャンパス近くのトンネルに、オバマ氏を名指しした人種差別の落書きが見つかった。
メーン州のコンビニエンスストアでは、オバマ氏がいつ暗殺されるかの賭けに参加者を募る張り紙をAP記者が目にしている。参加者から1ドルずつ集め、「オバマ氏が襲われた日に一番近い日」を選んだ人に、集まった金を渡すという内容。「勝者が出ることを祈ろう」と結んであったが、その後この張り紙は取り外された。
シークレットサービスは2007年初めからオバマ氏の警護を開始している。捜査の対象となる行為は必ずしも人種差別が動機とは限らず、脅迫行為のほか、オバマ氏に異常な関心を示して付きまとう人などにも警戒する。いずれの場合も危険がないかどうか調べるまで、気を緩めることはないという。
人種差別的な落書きも、投票日以降全米で報告が激増し、全米有色人種地位向上協会(NAACP)のジョージア州支部が記者会見を開く事態にもなった。また、捜査関係者によれば選挙期間中はインターネットでオバマ氏に対する中傷も急増したが、その多くは根拠のない罵詈雑言だったという。
コロラド州デンバーやテネシー州ではオバマ氏暗殺を計画したとして男数人が摘発される事件も起きた。しかしその後の調べで捜査当局は、いずれも実際に計画を実行する能力はなかったと判断した。
インターネットでは白人至上主義サイトが勢いを増している。大手の「stormfront.org」は投票日翌日の新規会員登録が2000人を超え、アクセスが殺到したため一時つながらなくなった。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811160004.html