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イラク駐留 安保理決議延長も
http://s04.megalodon.jp/2008-1115-1800-00/www.nhk.or.jp/news/k10015404501000.html
イラク地方選、1月31日に実施
http://www.afpbb.com/article/politics/2536713/3509645
ロ、駐留再延長の決議支持 米イラク協定の代替案
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081024/amr0810240004000-n1.htm
「外国軍駐留は11年末で終了」と政府安保顧問
http://s02.megalodon.jp/2008-1108-0208-11/mainichi.jp/select/world/mideast/news/20081108k0000m030120000c.html
イラク政府のルバイエ国家安全保障顧問は同日、中東の衛星テレビ、
アルアラビーヤに「外国軍の駐留は11年末で終了する」と述べ、米国側が
「12年以降も駐留することが可能」とする条項の削除に応じたと明かした。
来年1月末に地方選挙を控え、イラク政界指導者は協定締結を急ぎたくないの
が本音だ。イラク政府は国連安保理に再決議を求め駐留期間を暫定的に延長した
上で、改めて1月以降、オバマ新政権と交渉する可能性も浮上している。
イラク駐留部隊、年内撤退へ ブルガリア・ルーマニア
http://s04.megalodon.jp/2008-1108-0216-38/www.asahi.com/international/update/1107/TKY200811070362.html
居住区分断の橋の通行再開 シーア派、スンニ派指導者が抱擁
http://video.msn.com/video.aspx?mkt=ja-jp&vid=0918ecce-91de-4f7d-aa9d-1189b85fcccc&fg=rss
http://www.msnbc.msn.com/id/21134540/vp/27683867#27662267
3年ぶりに再開 バグダッドの橋(字幕・13日)
http://jp.reuters.com/news/video?videoId=93840&videoChannel=200
Rebuilding bridges in Baghdad
http://jp.reuters.com/news/video?videoId=93784&videoChannel=200
「金融安定化法案」が、最初は下院で否決された。
否決されたと聞いて、反対票を投じた当の下院議員達が驚いたという。
まさか俺みたいなのが多数派だったとはと。
つまり、自らの選挙区の選挙民の声を直接に聞いているが故に、
賛成投票などすれば、次回の選挙で落選しかねない。
そういう“嗅覚”が働いたのであり、
あくまでも選挙区の住民の投票で次回選挙で議員に
再当選できるかどうかが掛かっている議員の判断だった。
世界情勢や全米の状況などとは別次元での行動だった。
しかし一回目の反対票投票で“義理を果たした”ということで、
二回目の投票では賛成票を投じた。
イラクの議員達も来年一月に地方選挙を控えている。
次回選挙で再当選する為には、地元選挙民の声を直接に考慮せざるを得ない。
つまり、地元選挙民の多数が、地位協定に反対しているということと、
そのことの議員への反映だということだ。
つまり、議員としては、世界情勢や全イラクでの状況を考慮するより、
地元選挙民の意識に考慮しているということだ。
つまり、いい加減な妥協内容だと次回選挙で
落選するということを自覚しているということだ。
その結果として、マリキ政権は、『意外』?にも、
ブッシュ政権に対して、ここ数ヶ月、当初の予測に反して?
『抵抗』し続けている。
イラク国民の多数派が、地位協定の内容に不満だということを
反映していると捉え返すべきだと思う。
ブラックウォーターなどの民間軍事請負会社が一般市民を多数殺傷しても
一切裁かれないという極悪非道に対するイラク国民の憤慨は正当なものだ。
現実にシリアへの越境軍事攻撃が行われたのであり、
こんなことを今後も許す訳にはいかないという国民多数の意識がある。
親イランの多数派のシーア派にとっては、
こんなことをイランに対して行わせる訳にはいかない。
クルド両派は一貫して米政権の同盟者であり、
地位協定が妥結しなければ、クルドに米軍基地を誘致までしている。
そういう意味では、明らかにイラク人の中で利害が割れている。
そいういう意味では、イラクの分裂を更に深めさせる要因ともなっている。
イラクで地方選挙法案可決 キルクーク問題は先送り
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080924/mds0809242347004-n1.htm
キルクークでは、地方選は行われず、キルクーク問題は何ら進展していない。
そうであるが故にキルクークは、「イラクのアルカイダ」の『最後の拠点』と
なっている。
厳密には、そういうプロパガンダが存立し得る条件は有している。
・イラクの国家的統一を維持し、
・外国軍を撤退させ、
・内戦が決して起きないようにする
これだけのことを流血なしに成し遂げることが課題だ。
できるのだろうか、、、
一つには、スンニ派の覚醒評議会メンバー10万人の処遇だ。
彼らが、すんなりと軍や警察などの「体制内化」されるのか、
あくまでも不満な部分が再び「叛乱」を起こすのか、
覚醒評議会メンバーの中には政党を結成し、
次回選挙に打って出る者達もいるという。
「合法的」闘争もよいのではないだろうか。
再び武装勢力に立ち返り、シーア派との内乱になるよりは、
『まし』なような気もする。
議員達は、今は『突っ張』っているが、
来年一月の選挙以降は、住民の意識にそれほど考慮することなく行動できる。
今は、安易な妥協はできないが、来年一月以降ならできなくはない。
とりあえず、現在言えることは、
マリキ政権の『意外な』『抵抗』の背後に、
イラク国民多数派の声があるということを確認できるということだ。