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アフガン空爆の民間人犠牲者を大幅に上方修正、米中央軍
2008.10.09 Web posted at: 19:07 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200810090038.html
カブール(CNN) アフガニスタン軍事作戦を管轄する米中央軍は8日、同国西部ヘラート州で今年8月22日に行った米主導の多国籍軍機の空爆で、民間人が少なくとも33人死亡したと5人─7人としていた当初の数字を大幅に上方修正した。
空爆で民間人90人が死亡したとするアフガン政府の主張や現場の遺体を撮影した携帯カメラの画像提供などを受け米軍が調べていたもので、中央軍のデンプシー司令官代行へ提出された報告書で犠牲者を修正した。空爆の目撃者の証言などを踏まえ、修正したとしている。アフガン政府は、90人の大半は女性と子供だったと批判していた。
米軍は同時に、空爆でイスラム武装勢力の戦闘員22人も殺害したと主張。空爆は信頼すべき諜報(ちょうほう)、自衛目的などを踏まえて実施したとも弁護している。司令官代行は住民の死亡者発生を遺憾としながらも、武装勢力が民間人を盾にして家屋などに立て籠もる例も目立つとし、空爆による一般住民死亡の責任は武装勢力にもあると語った。
アフガンの政権を追われたイスラム強硬派勢力タリバーンはここに来て戦力を立て直し、米軍、アフガン軍、北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)への攻撃を強めている。多国籍軍も拠点空爆などで対抗しているが、民家への誤爆も多発し、米軍とアフガン政府の摩擦要因ともなっている。