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911の真実を求める運動へのロシアの支援をネオコンが懸念
ロシアの公共テレビがジュリエット・キエザの映画『ゼロ―911の追及』を上映し、それに関連して911の陰謀に関する特別番組を放映したが、それは騒ぎの渦を引き起こし続けている。
3400万人の視聴者を引き付けたこの放送は、ロシアの世論に大きな影響を与えたが、指導者層の中心部では活発な議論が巻き起こった。そこでは、グルジアの南オセチア攻撃以来、米国とイスラエルとの経済協調を重視する人たちと、メドヴェデフ大統領とプーチン首相によってリードされる絶縁派との間に深い亀裂が起こっている。
米国のネオコンの週刊誌『ウイークリー・スタンダード』(10月13日付)は、この特別番組に対して怒りの記事を書いている。米ロ関係の低下よりも、911の真実を求める運動へのこのようなロシアの支援を心配しているのだ。すなわち;
《ロシアは9月12日、忠実なメディアを通して、反米ヒステリーの大騒ぎをそそのかした。反米バッシングは新たな段階に達した。公共テレビでのゴールデンアワー特別番組は、911テロがアメリカの好戦派による自作自演であるという見方を宣伝したのである。
――ロシアにおける効果は別にしても、これは多分、全世界における911に関する陰謀論の拡大を助長し、その正当らしさを権威づけることになろう。
これまで、この種の侮辱に対して、米国政府はいかなる返答もしなかった。当然である。この次にロシアの外務大臣セルゲイ・ラヴロフとコンドリーサ・ライスが会談する時、討議すべき不愉快な問題には事欠かないだろうが、この映画『ゼロ』の放映については話題にする価値がある》
911の真実を求める運動に対する外国政府の支持は、2002年以来ティエリ・メイサンが行なってきた長期間の仕事の結実である。たとえイスラム圏の国々またはラテン・アメリカ諸国の支援が米国に大きな衝撃をもたらさなくても、ロシアのそれは情勢を一変させる。――クレムリンの大異変は、米国とイスラエルの顧問団の指導に従って起こしたグルジアの侵略が作用したのである。
http://www.voltairenet.org/article158230.html
『ウイークリー・スタンダード』の記事は:
http://www.weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/015/661hwlum.asp?pg=1