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(回答先: 英軍:駐アフガン司令官「タリバンには勝てぬ」 英紙報道(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 10 月 06 日 18:37:46)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200810060003.html
サウジ国王がアフガン和平協議を仲介 消息筋が明かす
ロンドン(CNN) サウジアラビアのアブドラ国王は先日、アフガニスタン政府とイスラム原理主義勢力タリバーンの戦闘グループとの和平交渉を仲介した。消息筋が5日、匿名を条件に語った。
この歴史的協議は9月24─27日の4日間、イスラム教の聖地メッカで行われた。アフガンからの出席者はタリバーンの代表団11人とアフガン政府関係者2人、米国に敵視されている元イスラム過激派戦闘員司令官の代理1人を含む17人。国王はアフガンからの出席者らとイスラム教の断食月明けを祝い、アフガンの治安改善に取り組む姿勢を示した。タリバーンの指導者であるオマル師は欠席した。
タリバーンの代表者は協議で、国際テロ組織アルカイダとのつながりは既にないと明言。出席者らは、アフガン和平達成の方法が戦闘ではなく対話だとの見解で合意したという。
これまでパキスタンを通じてアフガン情勢に関与することが多かったサウジが直接関与に転換し、敵対関係にあった出席者を取り込んで和平協議を主催したのは重要な動き。
パキスタンの政治面の弱さや、アルカイダの成長を抑制する必要性が認識されたとみられている。
アフガン治安改善を目指した協議は今回が初めて。全ての当事者が自身の立場や目標を率直に話し合い、透明性が高まったとされる。
消息筋は今回の協議までに、2年間にわたる極秘交渉があったとしている。協議は長い和平プロセスにおける最初の一歩になると予想されているが、アフガン政府とタリバーンの緊張をほぐすことに主眼が置かれたため、期待は必然的に低く抑えられていた。
次回の協議もサウジで行われるが、アフガン政府とタリバーン以外の出席者も加わる見通し。