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http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008100200511
ペイリン氏の「資格試験」に＝副大統領候補討論に異例の注目−米
【ワシントン２日時事】２日（日本時間３日午前）に行われる米大統領選の副大統領候補討論会は、選挙戦に彗星（すいせい）のように現れ、「旋風」を巻き起こした共和党候補ペイリン・アラスカ州知事の言動が最大の焦点となる。討論会はペイリン氏に副大統領としての必要な資質があるかどうかを占う試金石で、結果はマケイン大統領候補の命運も左右しかねない。
「金融救済案で、経済のてこ入れに必要な医療保険改革の心配をする人々が救われる」。ペイリン氏は先週放映されたＣＢＳのインタビューで、異なる分野の話を唐突に結び付けて語るなど、意味不明な発言を繰り返した。金融政策をめぐるマケイン氏の具体的な取り組みを問われ、「彼は一匹おおかみで通っている」と迷答。追い詰められると「何か探して後で答えるわ」と開き直った。やりとりは人気バラエティー番組でパロディー化され、そっくりさんの物まねが話題をさらった。ペイリン氏はこの後、マケイン氏と共にＣＢＳに再出演。発言の矛盾を釈明するペイリン氏に脇から助け舟を出すマケイン氏の姿は、娘を守る父親さながらだった。
アラスカ州で暮らす「普通のホッケー・ママ」から市長、州知事、副大統領候補へと政界の階段を駆け上がったペイリン氏は、一躍全米の注目を集め、マケイン氏の支持率アップにも一役買った。一方、当初から経験の浅さが一番の懸案とされてきた。ここへ来て、ペイリン氏の資質を疑問視する声は共和党内からも上がり始めている。
同氏が討論会で意味不明の回答に終始すれば、有権者から落第点を付けられかねない。逆に致命的なミスさえ犯さず、老練政治家のバイデン民主党候補と渡り合えれば、さらにペイリン人気が沸騰する可能性もある。両刃の剣ともいえる「ペイリン効果」の真価が問われる場面で、副大統領候補討論会としては異例の関心が寄せられている。（2008/10/02- 14:17）
コメント
この辺からも、まともな人は愛想を尽かして去っていったのがみえる。大統領候補でこれはない。よっぽど人材がいないんだろう。日本と同じ、もはやカルト信者が大半の非論理的な連中の集まりに成り下がった。これほど見事な末期症状はない。そしてブッシュの悪夢があり、この死にかけ老人とその辺の主婦しか代表に出来ない共和党が勝つことはないだろう。
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