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下院司法委員会 異例の大統領弾劾についての公聴会を開く
2008.07.28-3
http://democracynow.jp/submov/20080728-3
ここをクリック 動画22分
http://democracynow.jp/files/static_item/submov/dn2008-0728-3.ram
*リアルプレーヤーが見られない方は、こちらのフラッシュ動画をお試し下さい 動画15分
http://democracynow.jp/submov/20080728-3flv
前半:民主党クシニッチ議員 党の反対を押し切りブッシュ弾劾動議を提出
オハイオ州選出の民主党デニス・クシニッチ下院議員は、ブッシュ大統領に対する弾劾裁判の実施を一貫して要求し続けています。イラク戦争の初期には、ブッシュ大統領が開戦理由をでっち上げたことや国内での令状なしの盗聴を許可したことなどに対し、民主党議員の中からは弾劾を要求する声があがっていました。しかし2006年の中間選挙で民主党が多数を制すると、ナンシー・ペロシ下院議長など党の幹部たちは大統領弾劾は議案にのせない方針を打ち出しました。次期大統領選挙までの限られた時間を弾劾に費やすべきではないとの戦術的な判断だと説明されています。
これに対して、シンディ・シーハンなど反戦運動家は大きく反発しています。クシニッチ議員は6月に、ブッシュ大統領の弾劾を求める決議案を下院に提出しました。クシニッチ議員はブッシュ大統領の弾劾理由として35項目におよぶリストを4時間かけて読み上げました。この動議は251対166の賛成多数で、下院の司法委員会に送られました。しかし、大統領の任期が切れる来年はじめまでに、この議案が審議される可能性は薄いと見られています。
ゲスト
デニス・クシニッチ (Dennis Kucinich)オハイオ選出の民主党下院議員。民主党の大統領予備選挙に立候補していた。
後半:下院司法委員会公聴会
クシニッチ議員の提出した弾劾決議法案を受けて、下院司法委員会は7月末に前例のない公聴会を開きました。ブッシュ政権が憲法によって与えられた行政府の権限を逸脱したかどうか、またそのような権限の乱用があった場合、ブッシュ大統領への弾劾が正当化されるかどうかに関して、弁護士の証言や議員の発言が行われました。「大統領権限に対する憲法の制約」に関する公聴会という名称には、「弾劾」という明確な文句は含まれていませんでしたが、この聴聞を機に、数名の民主党議員がブッシュ大統領とチェイニー副大統領に対する弾劾手続きを始めました。公聴会のハイライトをお送りします。(中野)
証言者
エリザベス・ホルツマン(ELIZABETH HOLTZMAN) 元ニューヨーク選出民主党議員、 弁護士。The Impeachment of George W. Bush.(『ジョージ・W・ブッシュの弾劾』)の著者
ブルース・フェイン(BRUCE FEIN) 弁護士
ヴィンセント・バグリオーシ(VINCENT BUGLIOSI) 弁護士
議員発言
ロバート・ウェクスラー (ROBERT WEXLER) フロリダ州選出民主党議員
ハンク・ジョンソン (HANK JONSON) ジョージア州選出民主党議員
タミー・ボールドウィン(TAMMY BALDWIN) ウィスコンシン州選出議員
字幕翻訳:田中泉/校正:関房江
全体監修:中野真紀子