★阿修羅♪ > 戦争a4 > 197.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー 【暗いニュースリンク】 投稿者 Takeru 日時 2008 年 9 月 16 日 11:20:30)
今回のグルジア戦争の原因について、ロシア、グルジア双方の言い分を見ると、ロシア側はプーチンインタビューにもあるとおり、歴史的背景と詳細な時系列を示し、論理的説明をしています。グルジア側の主張はロシア戦車が最初にグルジア領土に進入したのだというものです。このグルジア側の主張には、詳細な状況説明も無く論証もありません。この両者の主張について、グルジア側につく米国も含み国際社会は、戦闘経過に関するロシア側の説明に対して異論を唱えていません。
一方、西側筋からグルジアが先制攻撃を仕掛けたとして、サーカシビリ大統領に対する非難の声があります。つまり今回の件は、グルジア軍の侵攻から、南オセチア人民及び同地域に送られているロシア平和維持部隊を守る、ロシアの防衛上の反撃であると国際社会は認識していると言えます。ロシアの南オセチアとアブハジアに対する一方的な独立承認を盾にとって、政治的意図から、あたかも今回の戦争行為がすべてロシア側に全面的な非があるかのような印象操作をする声もあります。しかし、それ戦争責任を隠蔽し話を紛らせ世論を欺こうとする詭弁です。戦争勃発に関しては、どちらに非があるかはもちろん先に手を出した側なのは言うまでもありません。それはグルジア側です。
当然、情報収集能力のある一大メディアのCNNが、上記の国際社会の認識を知らないわけはなく、ロシアがあたかも悪と決めつけるような不当なインタビューはあり得ないはずです。それをあえてしたということは、確信犯的行為と言えます。
プーチンが指摘するように、ロシアを貶めイラクに続く新たな緊張関係の創出を意図的に助長しようとしたのではないか。それは米国の発展を軍事に頼る軍需産業や、かつてアシュケナジーユダヤ人の地であったハザール汗国(現グルジア附近一帯の地)の再興の長期的な目論みを持つと思われるシオニストなど、米国政権を牛耳る者達の意向に沿う行動だったのではないか。また米国がNATO加盟を積極的に支援するウクライナも、かつてのハザール汗国に位置する国です。これらの国々へのロシアの驚異をことさら牽制するインタビューアーの頑なな態度は実に奇妙に映ります。
淡々と客観的に報道すべきはずの、メディアの使命にあるまじき、質問の仕方、編集内容は、権力の手先となり果てたCNNの姿を見せつけたと言えます。