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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu175.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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中国潜水艦の目的は、呉の海自基地から出港してくる海自・艦船を、
豊後水道の出口で待ち伏せる潜水艦作戦の偵察活動と思われる。
2008年9月15日 月曜日
◆潜水艦が領海侵犯 9月15日 神浦元彰
http://www.kamiura.com/new.html
[概要]14日午前6時56分、高知県沖の領海内で、国籍不明の潜水艦が潜望鏡を出して潜航しているのを、海自のイージス護衛艦「あたご」が確認した。潜水艦はあたごが追跡開始後間もなく、領海外に出た。海自は周辺海域を捜索し、潜水艦の行方や国籍などの解明を進めている。
防衛省によると、発見場所は高知県・沖の島の約20キロ沖合で、領海の内側約7キロの海域。あたごの乗組員が約1キロ離れた海面に潜水艦の潜望鏡らしきものを目視で発見し、ソナー(音響探知機)による追尾・捜索活動を始めたが、潜水艦は南下し、午後7時すぎ領海外に出た。
あたごから連絡を受けた海自自衛艦隊司令部が外国の潜水艦と確認したのは8時13分。同28分に防衛相、同36分に福田首相に連絡を入れた。福田首相は「追尾、情報収集を徹底するよう」指示した。同39分にあたごが潜水艦を見失ったために、海自のP3C哨戒機やヘリが捜索している。
潜水艦による領海侵犯は、04年11月に中国の原潜が沖縄県・先島諸島周辺を潜航した事件以来。当時の防衛庁長官は自衛隊部隊に治安維持などのための「海上警備行動」を発令したが、今回は侵犯が短時間だったことから発令されなかった。
[コメント]今回、国籍不明の潜水艦による領海侵犯事件では、防衛省から発表される情報は意図的に多くのことが隠されている。それは海自の対潜水艦戦の能力を秘匿するためである。しかし各国の潜水艦関係者であれば、常識の範囲で今回の事件の実態を知ることができる。
まずこの潜水艦は中国海軍の潜水艦と思われる。あるメディアから北朝鮮の潜水艦の可能性はないかという質問を受けたが、「ない。北朝鮮の潜水艦は動いていない。動いていたのは特殊工作員を輸送する潜水艇である」。
またあたごの乗組員が偶然に潜航中の潜望鏡を発見する可能性は限りなくゼロに近い。この潜水艦は九州南端から奄美、沖縄などの南西諸島の線を通過した段階で探知され、海自によって密かに追尾を受けていたと考えられる。しかし日本の領海を侵犯したことで、海上警備行動(自衛隊法第82条)の発令対象となるため、防衛相や官邸に報告された。
読売新聞(本日付け・朝刊)によれば、あたごが使ったソナーは音源を発して位置を探知するアクティブ・ソナーだという。これは対潜水艦戦では魚雷や爆雷を発射する最終段階の探知法である。あたごから音源を発して、潜水艦から跳ね返った音で、潜水艦の正確な位置を特定するのだ。もし実際の戦闘なら、次は音響ホーミング魚雷を発射して撃沈させる。
潜航中の潜水艦はアクティブ・ソナーの音を当てられて、震え上がったはずである。死刑台に上がり、首に縄をかけられたのと同じである。足元の床が開かなかっただけのことだ。この潜水艦の艦長も母港に帰れば厳しい処分が待っている。
それでは、なぜ潜望鏡を上げたのか。潜水艦としては異例と思われる行動だが、つねに数キロの間隔で追尾してくる船(護衛艦)を潜望鏡で確認したのである。護衛艦は潜水艦の音だけを捉えて追尾するパッシング・ソナーで追尾していた。いつまでも追尾をやめないことに不安がって、潜水艦は潜望鏡を上げるという失敗を行った。
この記事(防衛省の発表)では、あたごが見失ったというが、アクティブ・ソナーをあてて、潜水艦を領海外に追っ払ったところで追尾をやめたのだ。しかしこの潜水艦がどこの港に帰港するか、海自のP3Cや対潜ヘリが今も追尾している可能性は高い。
・・・・これは、海自の秘密情報というわけではなく、現代の潜水艦戦を知っているなら、だれもが考える軍事常識なのである。この潜水艦の音紋は採取され、すでに照合されたはずだ。そして潜水艦の目的は、呉(広島県)の海自基地から出港してくる海自・艦船を、豊後水道の出口で待ち伏せる潜水艦作戦の偵察・訓練活動と思われる。
(私のコメント)
最近は日本の周辺海域を国籍不明の潜水艦がかなり多く出没しているようです。豊後水道で領海侵犯をした潜水艦も潜望鏡を出して潜行していたから発見されましたが、護衛艦の「あたご」に対する嫌がらせだろう。つまり「あたご」は潜望鏡で見られるほど国籍不明潜水艦に接近されていたのであり、交戦時なら「あたご」はとっくに撃沈されていた。
同じような嫌がらせを米海軍空母機動部隊にも行なっていますが、潜水艦の魚雷やミサイルの攻撃範囲で中国の潜水艦が突然姿を現すのは、海上自衛隊やアメリカ海軍への威嚇行為だ。「あたご」の事だから潜望鏡を出されるまで気がつかなかったのでしょうが、海上自衛隊の「あたご」は間が抜けている。
「あたご」は発見してから1時間40分後に国籍不明の潜水艦を見失ったという事ですが、海上自衛隊の潜水艦追尾能力もそんな程度なのでしょうか。全くの推測に過ぎないが海上自衛隊の対潜水艦能力は軍事機密に隠れて相当劣化しているのではないだろうか?
最近の潜水艦の性能向上は著しくて、通常型の潜水艦でも1週間程度の潜行能力がある。原子力潜水艦は原子炉を止めるわけには行かないからある程度の騒音は発するが、通常型の潜水艦はバッテリーで動くからほとんど音を発しない。だから最近では米海軍ですら機動部隊のど真ん中で中国の潜水艦が浮上したりして脅されている。
原子力空母は年間一兆円もの費用がかかるに比べ、通常型潜水艦は遥かに安く搭乗員も50人程度だから多くの人員を必要としない。だからアメリカ海軍にとっても中国の最新型の通常型潜水艦は相当脅威だろう。場所さえ限定すれば原子力潜水艦よりも通常型潜水艦のほうが有利だ。
アメリカ海空軍はスーパーパワーである事は間違いが無いが、一歩大陸内部に入るとその弱点をさらしてしまう。イラクやアフガニスタンにおける小火器しか持たぬゲリラに苦戦している。無人偵察機でゲリラを探し出して精密誘導爆弾で攻撃したところで、ハエや蚊をやっつけるのにピストルで打ち落とすようなものだ。
問題は海の軍事力覇権ですが、最新鋭の通常型潜水艦はアメリカ海軍にとって致命傷になるような脅威なのではないかと思う。空母機動部隊のど真ん中に中国の潜水艦が浮上したのも、アメリカ海軍が間が抜けていたのではなくて、潜水艦の索敵が困難になってきているのだ。
潜水艦探知には音響探知や磁気探知や電波探知や赤外線探知などの方法がありますが、海中深く潜られるとどれも決定的なものではなくなってしまう。P3Cにしてもソノブイを海上に撒いて音を探知するのですが、ロシアから購入したキロ級潜水艦は世界でも最も静かな潜水艦といわれている。だから米海軍も海上自衛隊も従来の方法では索敵できなくなっているのではないだろうか?
中国の宗型潜水艦がどの程度の性能かよく分かりませんがAIPを備えているのかもしれない。ならば長期間潜行して待ち伏せすれば発見されずに一撃を食らわせることが可能だ。中国人の性格として自己顕示欲が強くて、最新鋭の潜水艦の威力を見せ付けるための行動だろう。
日本も通常型潜水艦に関しては最高水準なのですが、スターリング機関を供えた「そうりゅう」が去年できたばかりだ。そうりゅうの5番艦からはリチウム電池が用いられるようになり水中における長時間高速航行が可能になる。中国の最新鋭潜水艦もAIPとリチウム電池を装備していたならば、米海軍と海上自衛隊にとってかなり脅威だ。
国籍不明の潜水艦がなぜ潜望鏡を上げたのか不明ですが、神浦氏の説明ではアクティブソナーを浴びて慌てて潜望鏡を上げたということですが、私は逆に待ち伏せしていて、イージス巡洋艦の「あたご」が通りかかったので威嚇の意味で潜望鏡を上げたのだと思う。2時間足らずで見失ったのは中国の潜水艦だという事が分かりきっていたからかもしれない。
海上自衛隊がどの程度の潜水艦探知能力と追尾能力があるかは分からないが、次世代型潜水艦が登場したならば従来の軍艦はかなり脅威になるはずであり、原子力空母もイージス型巡洋艦も一発で沈められる。探知能力もそれなりに進歩するのだろうが、深い海中にじっとしていられると見つけ出す事は難しい。
◆米海軍空母キティホークに10月末、中国海軍の潜水艦が米側に探知されず魚雷やミサイルの射程内の至近距離まで接近していた 2006年11月16日 株式日記
http://www.asyura2.com/0610/war86/msg/137.html
米情報筋によると、中国は新型の攻撃潜水艦093を開発中で、これは米空母を攻撃する能力を持つものだという。ロシア製潜水艦の高度技術を基にしたもので、水面下400メートルを時速10ノットという速度で運航できるため、米軍の対潜哨戒機からは察知されないとされている。米空母攻撃の際には、A型65魚雷を使用、低破壊力の核弾頭を搭載するものと分析されている。
中国潜水艦による攻撃は深夜、密かに行われ、米軍に気づかれずに実行する戦術。中国潜水艦が米空母に脅威を与えることになれば、中東および中東石油の輸送ルートが危険にさらされることになり、米国の政治的、軍事的影響力が大きく損なわれることは必至となる。
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