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(回答先: 中国潜水艦の可能性=海自の能力見直しを−「官邸への連絡遅い」・識者指摘【時事ドットコム】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 14 日 22:14:01)
http://wpedia.mobile.goo.ne.jp/wiki/989345/%92%86%8D%91%90l%96%AF%89%F0%95%FA%8CR%8AC%8CR/6/
3. 宋型とみられる潜水艦が米空母への近接に成功したことがある。ただ、「米軍が中国の脅威を増幅させるために流したデマではないか」との見方をする専門家もいる。また、宋級では無く改宋級である可能性もある。
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「中国人民解放軍海軍」
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3.組織
3.2.潜水艦
人民解放軍海軍が運用した最初の潜水艦は、旧ソ連より供与されたウィスキー級潜水艦である。1956年に5隻分の部品が供給され、これらは江南の造船所で建造された。また中国はこれらを国産化し、03型と名付けて21隻を建造した。これらに続いて、ウィスキー型の改良型であるロメオ級潜水艦およびその国産版の033型が導入され、1985年には計90隻が在籍していた。これら2タイプはいずれも大戦期の設計の影響が強く、また沿岸警備用の中距離攻撃潜水艦として設計されていたため、航続距離や兵装搭載量の点で不足が指摘されていた。同時期のソ連においては、より長い航続距離と大きな兵装搭載量を有するズールー級やフォックストロット級といった長距離攻撃潜水艦が運用されており、特に後者は複数の国に対して輸出されたが、中国がこれらを導入することはなかった。そのかわりに中国はロメオ級の改良を行い、1970年代より明型潜水艦を21隻就役させた。ロメオ級、明型とも、数の上ではなお主力であるが、原設計は1940年代であることから旧式と見なされている。
このようにして従来型の攻撃潜水艦の整備を進める一方で、潜水艦に戦略的な価値を付加するため、中国は原子力推進方式および弾道ミサイルの導入を志向した。中国はソ連より4隻のゴルフ級潜水艦の供与を受けるとともにその設計図を提供され、改造を加えた上で1966年に1隻就役させた。これはミサイルの発射試験艦として現在でも現役である。一方、ソ連より引き渡された4隻のうち1隻は沈没し、残る3隻の去就は不明であると伝えられている。これらは、ソ連より中国に対して提供された最後の潜水艦技術であると思われている。
中国の原子力潜水艦の開発は1950年代後期より開始され、その成果として1974年より漢型原子力潜水艦(091型)が建造された。ただしその1番艦は事実上の実験艦であったと考えられ、続く4隻は1980年代に就役した。これらは、アメリカのスキップジャック級、あるいはソ連のノヴェンバー級にほぼ相当する艦ともいわれ、騒音が激しいことで有名な旧式艦(注1)であり、初期型2隻はほとんど廃艦状態であるが、後期型3隻は90年代以降大規模な改修を受けて、雑音レベルは120デシベルにまで低下したと伝えられている陸易「注目の中国新型原潜2タイプ」『世界の艦船』2003年11月号(通巻第618集)、100-101頁(注2)。また、漢型をベースとして弾道ミサイルを搭載した戦略原潜である夏型原子力潜水艦(092型)も開発されたが、搭載ミサイルの開発が遅れ、81年に進水したにもかかわらず就役は88年にまで遅れている。また、搭載ミサイルの巨浪一型(JL-1)の試験中に1隻が失われたとも伝えられており、現在は1隻のみが就役している。本艦は1995年より数次に渡る改修工事を受けており、2002年の改修により、搭載ミサイルを新型の巨浪二型(JL-2)に換装したほか、騒音レベルも大幅に低下したとされている陸易「注目の中国新型原潜2タイプ」『世界の艦船』2003年11月号(通巻第618集)、100-101頁。
これらの国産艦艇は、数こそ揃ってはいるが、質的には必ずしも優れたものとは言い難かった。特に静粛性の点で問題があり、これは潜水艦にとって死活的に重大なものだった。これを解決するため、中国はロシアからの艦艇の購入、およびその技術導入を図っている。1994年には、ロシアに対してキロ級潜水艦(877EKM型)を2隻発注し、これらは95年に人民解放軍海軍に引き渡された。96年には改良型の636型を2隻発注し、2002年にはさらに8隻が追加された。これらの636型のうち、2002年の発注分については3M54E1「クラブS」対艦ミサイルの運用能力が付加されることになっている。
その一方で、国産潜水艦の開発も継続された。1995年より公試に入った宋型潜水艦は中国が独自に設計した初めての潜水艦であるが、実際の就役に至ったのは99年であることから、何らかの不具合があったものと推測されている。宋型は9隻が就役している。(注3) 2004年に存在が確認された元型潜水艦は宋型の改良型と考えられており、キロ級の技術が導入されていると伝えられている。また、漢型および夏型の後継となる商型原子力潜水艦(093型)および晋型原子力潜水艦(094型)の開発も行なわれ、いずれも2004年に進水したが、2007年になってから軍の公式雑誌「現代艦船」で写真が公開された(公開された写真
http://www.sinaimg.cn/jc/p/2007-09-17/U2142P27T1D464337F3DT20070917111700.jpg)。商型には、旧ソ連のヴィクターIII級の影響が強く、またその技術は晋型にも導入されたと伝えられ、今後の展開が注目される。また、2008年のフランスの報道によれば台湾有事の際には中国海軍の潜水艦部隊は米軍の空母機動部隊の台湾海峡侵入を阻止できるとしている。
http://mil.news.sina.com.cn/p/2008-09-02/0928519369.html
1.藤木平八郎「中国海軍 その現況と将来」『世界の艦船』2005年9月号(通巻第647集)、69-75頁
2.以下の田岡の文献によれば稼働するのはもはや1隻のみである。
3. 宋型とみられる潜水艦が米空母への近接に成功したことがある。ただ、「米軍が中国の脅威を増幅させるために流したデマではないか」との見方をする専門家もいる。また、宋級では無く改宋級である可能性もある。
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