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小型船、イスラエルの封鎖破る=キプロスから活動家到着−ガザ
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/103.html
投稿者 tk 日時 2008 年 8 月 31 日 22:52:10: fNs.vR2niMp1.
 

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200808/2008082400027

小型船、イスラエルの封鎖破る=キプロスから活動家到着−ガザ

【エルサレム23日時事】「イスラエルのパレスチナ自治区ガザ封鎖を破る」として22日に地中海のキプロス島を出港した小型船2隻が23日、ガザ市の港に到着、「突破」に成功した。
 乗船していたのは、経済封鎖を非難する世界各国の活動家44人。中には中東和平特使を務めるブレア前英首相の親族もおり、話題を呼んだ。
 ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは「大きな成功」と到着を歓迎。イスラエルは「(自国のイメージ悪化を狙う)挑発には乗らない」として、渡航を阻止しなかった。
 ガザ市の港には、ニュースを知った住民が殺到したが、積み荷には封鎖下で欠乏する食料や燃料がなく、失望の声も聞かれたという。(2008/08/24-06:23)

ーーーー

http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=2197458&id=911793140

Emyさんの日記

ユダヤ系資本によるロイター、BBC等までもが報じているのに、日本が一切無視していたと前回の日記に書きましたが、相変わらずの背景の一切なしの報道の仕方ですが一応載りましたね。

この出来事と大イスラエル主義者シオニストのイメージ戦略について詳しく説明してある記事をまた載せておきます。

パ ┃レ┃ス┃チ┃ナ┃最┃新┃情┃報┃080823
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 ┏━━━━━━━┓
■□ ニュース速報 □■
┗━━━━━━━┛

なぜか、日本のメディアではほとんど無視されているのが、ガザ地区封鎖に
抗議してキプロスから現地に向かった2隻の小型船です。船は、20日に地
中海のクレタ島からキプロスに入港。22日、14ヶ国の46人を乗せてガザ港
に向かいました。日本時間の午後7時半現在、ガザ近くの海域に入ったとい
う情報はありません。

船には、ホロコーストを生き延びた84歳の女性も乗船予定でしたが、健康上
の事情で直前にあきらめ、岸壁で見送りました。乗船者の最年長は81歳のカ
トリックの尼さん、最年少は22歳、ブレア元英国首相の親戚の女性やギリシ
アの国会議員も乗り込んでいます。

ガザ港には、「歓迎」の横断幕をかかげた人々が出迎えに集まり、警官が交
通整理に当たっています。

1988年、パレスチナ人とイスラエルの平和活動家が企画した「平和の
船」(「帰還の船」だったかもしれません)は、キプロスからハイファーへ
向かう予定でしたが、出港前にイスラエルの特殊機関によって爆破され、挫
折しました。

さらにその41年前には、シオニストがホロコーストの生存者を乗せた「エク
ソダス号」を仕立て、当時イギリスが支配するパレスチナへの強行上陸を試
み、イギリス軍に阻止されました。しかし、これは世界中に報道されて政治
的には大成功となり、すぐ後のイスラエル建国につながる国連決議181号成
立に向けた大きな力となりました。

イスラエルが、この「自由ガザ運動」の組織した抗議船にどのように対処す
るのか。「あらゆる手段を検討中」といっていますが、まさか撃沈はしない
でしょう。しかし、抗議船の着岸を認めることも考えられません。

この期に及んでなお日本のマスコミが無視するようなら、関心のある方は、
BBCでもAPでもロイターでも、あるいはイスラエルの英字紙でも何でもよい
のですが、外国メディアのサイトにアクセスして"Gaza"をキイワードに検索
してみてください。

・・・・

《週間パレスチナニュース》

【8月17日(日)】

【8月17日(日)】

■イスラエル、ガザ封鎖抗議船に実力行使を検討■

同日のHaaretz紙によると、ガザ地区経済封鎖に抗議する国際グループ、
「自由ガザ運動」によるガザ港上陸計画に対し、イスラエル当局は実力阻止
を検討している。

イスラエル外務省の政策検討資料は、イスラエルが、オスロ合意に基づく海
域管理権によって実力行使の権限を持つとの見解。従って、イスラエル治安
部隊は、ガザ海域に入ってくる船舶を捕捉、乗員・乗客らを拘留、船をイス
ラエルに曳航したうえ、乗船者らを尋問することができるとしている。
(8/17 Haaretz)

・・・・

■ガザ封鎖抗議船、キプロスに到着■

イスラエルと国際社会のガザ地区経済封鎖に抗議する国際グループ、「自由
ガザ運動」の小型船2隻が、クレタ島からキプロスに入港した。予定は、地
中海の悪天候のため延期されていた。

主催者のひとりは、イスラエル海軍にガザ接岸を阻止されることを予想して
いるが、「何が起こっても覚悟の上だ。たとえ彼らが船を撃沈しても、何人
かが生き残れば、漂流物につかまってでも目的地へ行く」と話している。
(8/20 Reuters)


【8月21日(木)】

【8月22日(金)】

◆■ガザ封鎖抗議の2隻、キプロスを出港■◆

ガザ地区封鎖に抗議する、小型船2隻が、同日午前9時50分、キプロスを出港、
ガザへ向かった。漁船を改造した「リバティ」と「フリー・ガザ」で、主催
者によると、14カ国、22歳から81歳までの老若男女44人が乗船。うちわけは、
学生、医師、ジャーナリスト、弁護士などで、最長老は、カトリックの尼僧。
ギリシアの国会議員数人、トニー・ブレア前英国首相の親戚の女性も含まれ
る。

参加者の多くは英米人、そのうち何人かは、「殺す」などの脅迫電話を受け
たという。参加を予定していた、ホロコースト生き残りの女性(84)は、健
康上の理由で直前に乗船を取りやめたが、岸壁で出港を見送った。

船には、補聴器200個と風船5000個を用意、ガザ地区の子どもにプレゼント
する予定。

ガザまで約240海里、20時間かかるが、途中でイスラエル海軍の臨検が予想
される。イスラエル当局は、すでに「指定された海域」を避けるよう警告。
イスラエル外務省は、主催者に対し「善意の行動だと思うが、結果的にはテ
ロリストを助けることになる」ので見合わせるように、との公開状を送って
いる。

主催者「自由ガザ運動」は、「われわれの航海の目的は、ガザの人々に対す
る違法な封鎖を破ること」と声明文を発表。ステートメントは、「われわれ
は人道活動家であり、イスラエルが『安全保障』を(航海阻止の)口実にし
ないよう、すでにキプロス当局の検査を受けている」と説明。「イスラエル
の臨検には平和的に抗議するが実力で抵抗はしない。イスラエル海軍が、納
得できるまで臨検したならわれわれに道を譲ること、2隻が平和裏にガザへ
入港できることを期待している」と結んでいる。

乗船者のイギリス人ジャーナリストは、「ガザで起きていることは、誰も気
が付かないが、緩慢な皆殺しだ」「ホロコーストが行われていたとき、世界
はそっぽを向いていた。だが、その実態があきらかになったとき、2度とこ
んなことを許してはならないと言ったではないか」と語った。
(8/22 AFP、Reuters)


・・・・

【8月23日(土)】

■ガザ封鎖抗議船、連絡途絶える■

ガザ封鎖に抗議する小型船2隻の航海を組織している「自由ガザ運動」(本
部=アメリカ)は、混信のため通信が途絶えており、海が荒れて、ガザには
到達していないと発表した。

イスラエルでは、ガザ上陸阻止の手段について訊かれた外務省当局者が、
「あらゆる選択肢を考慮している」と答えた。

ガザ市では、小型船がパレスチナ旗をかかげて海上で待ちうけ、漁港には約
20隻の漁船が待機、海岸には、家族連れのパレスチナ人が出迎えに集まり、
ハマース政府の警察が交通整理に当たっている。

人権活動家のラジ・スーラーニ弁護士は、「2隻の小型船で実際に封鎖が破
れるだろうと思うものは誰も居ない。だが、これは、非人道的で違法な封鎖
を止めるべきだという、道徳的メッセージなのだ」と語った。
(8/23 AP=Haaretz)


(主な出典:AFP、AP、Haaretz、Jerusalem Post、Ma'an News、Reuters)

 

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