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北京オリンピックも終了した。
この期間中を狙っての激しい破壊活動と抗議行動(共に謀略によると考えられる)が新疆ウイグル自治区とチベットや他のチャイナ国内で外国人を交えて巻き起こった。
これはオリンピック終了に至るまでますます激しさを増してゆくのではないかと思われるほどにエスカレートしていった。
ところがである。ロシアのグルジャへの軍事介入が行われ、それがロシア軍の戦果の獲得により終了してから、昨日の北京オリンピック終了までに至る間に新疆ウイグルとチベットに関する武装闘争と騒乱が収まってしまったのである。
これは不思議ではないか(本当は不思議でもなんでもないのだが)。
新疆ウイグル自治区での武装闘争とチベットにかんする騒乱が民衆レベルの「本物」ならばロシア軍のグルジャ攻撃を見る事により、大国の軍事行動への反撥が拡大して、両地域を巡っての武装闘争と騒乱はむしろ激化する筈である。
ところがそうならずに、奇妙に納まっていってしまった。
この理由として考えられる事は、
米国や追随する英・仏にとってロシアの軍事行動は予想していたものよりも激しいものであり(これ程の軍事行動に出るとは本気では考えてはいなかったのではないか)、それによりこの問題への対応に追われてしまう事になり、オリンピック期間中を狙ったチャイナへの揺さぶりと破壊活動に関して「指令」を出して作戦を実行する余裕がなくなってしまった可能性が考えられる。
そうでもなければ、武装闘争と騒乱が納まる筈がない。
そうであれば、ロシアの軍事介入は米国等の破壊活動を今回は喰い止めたと言う事だ。
尤も、▲の頂点部分?においてはシナリオがあった可能性はあるだろう。
世界情勢は興味深い展開を始めた。
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