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【パリ=林路郎】フランスのサルコジ大統領は22日、米国のブッシュ大統領と電話でグルジア情勢について協議した。
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エリゼ宮(仏大統領府)の声明によると、両首脳は「ロシア軍の(グルジアからの)撤退は始まったが、さらに継続されるべきで、(両国の)停戦合意が定めるロシア側の義務を果たす形で完了すべきだ」との認識で一致した。22日に「撤退完了」を宣言したロシアの主張を認めない立場を確認したものだ。
また、エリゼ宮によると、サルコジ大統領は、ロシアの反対でまとまらない状態が続いている国連安保理決議の採択に向けて努力を続けるべきだの立場をブッシュ大統領に伝えた。
(2008年8月23日10時42分 読売新聞)