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「平和は暴力では築けない」 「戦争で人間性が失われる」 福岡市 イラク戦争従軍の元米兵
2008年8月11日(月)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/20080811_local_FT_001-nnp.html
イラク戦争に従軍した元米兵アッシュ・ウールソンさん(26)の講演会が10日、福岡市中央区舞鶴の「あいれふ」であった。ウールソンさんは戦争の最前線の緊迫した状況と日本の平和憲法への思いを語り、「平和は暴力(戦争)では築けない。憲法九条の理念を世界に広めたい」と訴えた。
市内各地の「九条の会」など17団体でつくる実行委の主催。約150人が参加した。
ウールソンさんは大学在学中、学費返済のため州兵に入隊。2003年の開戦から1年間、イラク南部で士官の護衛車の運転手などを務めた。帰国後は反戦活動の一方、日本の平和憲法に関心を持ち、九条の会の活動などに参加している。
ウールソンさんは「『イラクの子どもは手りゅう弾を投げてくる』と上官に言われ、食べ物をねだって戦車に近寄る子どもにも銃口を向けざるを得なかった」「護衛車がイラク人の8歳の少女とヤギをひき殺してしまったが、父親に少女の分で100ドル、ヤギ1頭につき200ドルを代償として払っただけだった」といった体験を披露。「戦争は自分たちが人間であることを忘れさせてしまう」と述べ、反戦を訴えた。
=2008/08/11付 西日本新聞朝刊=